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村本さんの死亡を確認  ロイター通信

 【東京11日PRN=共同JBN】ロイター通信は11日、ロイター通信日本支局のカメラマンである村本博之さんが死亡したことを確認した。村本さんはロイター通信のカメラマンとして15年以上勤務していた。

 村本さんは、タイのバンコク官庁街ラチャダムヌン通りで起きた軍隊と抗議デモ参加者の武力衝突を取材していた。この衝突は過去18年間で最悪の政治的混乱となっていた。

 ロイター通信のデービッド・シュレジンジャー編集主幹は「バンコクでの衝突で同僚である村本博之さんを亡くし、深い悲しみを感じている。ニュースを世界に伝えるジャーナリストたちはその中心に身をさらしており、ジャーナリズムは時として極めて危険な職業になる。村本さんの家族のために思いをはせ、祈っている。ロイターの社員全員がこの悲劇を悼んでいる」と語った。

 バンコク旧市街のファンファ橋とラチャダムヌン通りの衝突で兵士3人を含む12人が死亡、500人以上が負傷した。この地域は官庁や地元の国連本部に近く、デモ隊の集合場所になっていた。

 村本博之さんは43歳で、結婚しており2人の子供がいる。

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