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<アジア市場>大阪ガス、CBM LNGの長期契約を見送り

ABN Newswire
記事提供:ABN Newswire

Sydney, 2010年4月8日, (ABN Newswire) - 2月の消費者信用が予想外に低下したとの新数値が連邦準備金制度によって示され、昨夜の米国株式は大半が下落した。消費者信用における大幅な低下は、米国での経済回復に関わらず各家庭が依然として警戒的な心境にあることを示した。ウォール街での下落に続き、今朝のアジア市場は値を下げて取引を開始した。水曜日のアジアの株式は、石油価格の上昇や上向きな企業業績に支えられ大半が上昇した。香港のハンセン指数は1.8%上昇したが、不動産市場の沈静化に向けた更なる対策への不安により不動産株が打撃を受け、中国の上海総合は0.3%下落した。日本の日経225は0.1%上昇を記録、韓国の Kospi 総合はほぼ変化無く取引を終えた。

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韓国の Ssangyong Motor (SEO:003620) は株式の販売プロセスを開始し、多くの海外企業が関心を示したと語った。同社株の購入に関しある海外企業が同意書を提出したと同国内メディアが報じたことから、 Ssangyong Motor 株は今日力強く押し上げられた。昨年2月から破産保護の状態にあった同韓国自動車メーカーは先週、海外での需要の高まりにより3月の同社自動車販売が前年比2倍超となったことを示唆していた。

シンガポールのデベロッパー Keppel Land (SIN:K17) は、 Marina Bay Financial Centre における第1段階での賃貸可能スペースの大半が完成前に契約済みとなったと語った。これはシンガポールの不動産市場における力強い需要の表れと言える。 2012年に完成が予定される同プロジェクトは、住居・事務所・小売・娯楽施設を含むシンガポール初の複合用途開発となる。

日本の大阪ガス (TYO:9532) は、過去2年間でのブームのため CBM LNG の価格が引き続き高い状態となっていることから、炭層メタン (CBM) から作られる液化天然ガスの長期供給契約を今回は見送ると語った。しかし同社は、長期的なエネルギー資源として CBM に高い関心を持っている。

Air China Ltd. (SHA:601111) (HKG:0753) は、中国を代表する航空会社として中国南部での地盤を更に固める動きの中で、資本注入を通じ小規模の航空会社 Shenzhen Airlines Co. の支配権を取得する計画を立てている。 Shenzhen Airlines における Air China の持分は25%から51%へと増加する予定である。この契約の後、 Air China の深川での市場シェアは40%へ上昇、広州でのシェアは約20%に達するものと見られる。


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