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コニカミノルタ、HDD用ガラス基盤生産能力1.8倍へ

 コニカミノルタは11日、ハードディスク駆動装置(HDD)用ガラス基板の生産能力増強のため、110億円投じ、マレーシア工場に生産ラインを増設することを発表した。新ラインが完成すれば月産能力は現行の1.8倍となる約1600枚へと拡大される。10月の稼動を目指し3月に着工する。

 パソコンや携帯音楽プレーヤー等の記憶装置であるHDDは、新興国のデジタル化による情報量の爆発的な増加に伴い、市場の急拡大が見込まれている。HDDには、磁気ディスクが組み込まれており、その磁気ディスクのベースとなるのがサブストレートと呼ばれる円盤状の基板で、アルミニウム製とガラス製がある。ガラス基板はアルミニウム基板に比べて、耐熱性・耐衝撃性に優れ、記憶媒体の高密度化にも適していることから、ノートパソコンをはじめさまざまなデジタル家電において、採用が急拡大している。

 コニカミノルタでは、ガラスレンズの開発・生産で培われた技術をベースに、素材開発から溶融・プレス・研磨まで一貫した開発生産体制を構築し、1990年代から磁気ディスク用ガラス基板事業を手掛けてきた。2007年度にはマレーシアにOGMを設立して需要増に対応してきたが、益々強まる高密度・高品質のガラス基板の要請に応える為、更なる技術改良にも目処をつけ、今回、同工場内に生産ラインを新たに増設することを決定した。これにより、現在の月産約900万枚から約1600万枚に生産能力を増強することになり、将来的には更に生産能力を増強することも視野に入れている。


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