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<アジア市場>コニカミノルタ、ガラス製基板生産能力拡大へ

ABN Newswire
記事提供:ABN Newswire

Sydney, 2010年3月11日, (ABN Newswire) - 金融株に支えられた昨夜のダウジョーンズ工業平均は若干高となった。しかし、一次産品価格が下落したことから原材料株には圧力が掛かった。水曜日のアジア市場は入り混じった状態で取引を終えた。シンガポール経済は2010年において6.5%の成長が見込まれるとのレポートが示された後、シンガポール市場は 0.8%上昇し、7週間での最高水準で取引を終えた。日本の日経225と香港のハンセン指数は取引中に上昇と下落の動きを続け、横ばいで取引を終えた。韓国の Kospi は0.1%上昇し取引を終えた。しかし、インフレデータを前に、中国の上海総合は3日間の上昇を止め0.7%下落した。

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Shanghai Pudong Development Bank Co. (SHA:600000) は、20%株式を398億元で China Mobile Ltd. (NYSE:CHL) (HKG:0941) へ売却し、同社において2番目に大きな株主とすることに合意したことを認めた。同国最大の携帯電話サービス提供業者である China Mobile は水曜日、中国の同融資企業における22億1,000万株を1株18.03元で購入する予定であると語った。

原材料売買のコングロマリット Citic Pacific Ltd. (HKG:0267) は、2008年において大規模な純損失を招いた外国為替借入における大損失のあと、2009年に純利益へと転換した。同社はまた、5億米ドルの10年米ドル債発行を検討しており、2008年末における外国為替スキャンダルが投資家の信頼感を傷付けてから経営再編に取り組んできた。中国での高速鉄道・地下鉄・住宅の建設増加により特殊鋼に対する堅調な需要が見込まれることから、2010年の収益に関し楽観的である、と Citic Pacific の会長は語った。

香港を拠点とする航空会社 Cathay Pacific Airways (HKG:0293) は、2009年12月までの1年間において黒字転換したと報告した。これは航空貨物・乗客数の回復、石油ヘッジの利益、 Hong Kong Aircraft Engineering Co Ltd (HKG:0044)における保有株式の一部売却などに支えられた。同航空会社の同期間における純利益は46億9,000万香港ドルで、2008年における87億香港ドルの純損失からの転換となった。

日本のコニカミノルタ (TYO:4902) は、業界最大手の HOYA 株式会社 (TYO:7741) との差を縮めるべく、ハードディスクドライブ (HDDs) において使用されるガラス製基板の生産能力向上に対し110億円を支出する計画を立てていると語った。同社は2010年10月の生産開始に向け、マレーシアの同社既存工場の隣に新しい生産施設を設置する予定である。


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