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利益の上がる移動体データ通信、ブリッジウォーター社が報告書

【オタワ(カナダ)8日CNW=共同JBN】カナダのモバイル・パーソナライゼーション企業であるブリッジウォーター・システムズ社(TSX: BWC)は8日、移動体通信事業者が2013年までに年間60%までのコストを削減できるとのコスト削減戦略を強調したモバイル・データ急増に関係する新しい研究結果を発表した。「利益の上がるモバイル・データ・ビジネスモデルに向けて」と題するリポートは以下のサイトでダウンロードできる。

▽ニュース
*「利益の上がるモバイル・データ・ビジネスモデルに向けて」は高まる3G浸透の影響、低コスト・スマートフォン、USBドングル、iPadのような新しいタブレット、モバイル・データ往来通信事業者・ネットワークの成長に基づくモバイル・アプリケーションの普及などに光を当てている。

*リポートは中立系調査会社チェタン・シャルマ・コンサルティングが実施した特別研究に基づき、モバイルネットワーク過密状態の原因とそれを回避する最善の方策を調査している。

*リポートはネットワーク混信の管理戦略と通信事業者のデータ価格モデルを考察して、以下のような結論を出している。
 -ポリシー・コントロールが実質10%以上の年間コスト削減に貢献可能であり、これは米国市場で2013年までに年間150億ドルのコスト削減に相当する。
-WiFi、フェムトセル、あるいは4Gに対するデータトラフィック・オフロード戦略を展開する通信事業者は、2013年までに年間20-25%のコスト節減が期待され、それは米国市場で300-400億ドル削減することになる。
 -HSPAとLTEへの進歩は、2013年までにネットワーク・コストで20%近くの削減が可能で、米国の通信事業者は2013年までに250億ドルの削減となる。

 -加入者の選択と事情、帯域幅とアプリケーション利用、ネットワーク状況を反映する柔軟かつ弾力的でパーソナル化された価格モデルは、ネットワーク・コストとデータ収益とを初めてより良く調整することになる。新しいモデルは以下の通り。
  -サービスのパーソナル化と公正な利用によりスマートなアプローチを採用する料金別利用に基づくモデル。
  -高帯域幅サービスから妥当な収益を生み出すためのアプリケーション特定課金方式。
  -ネットワーク上で費やす時間に基づき課金する時間ベースのモデル。
  -モバイル広告とモバイル商業を資金源とするアプローチ。

▽コメント引用
チェタン・シャルマ・コンサルティングのチェタン・シャルマ社長
「スマートフォン、モバイル・ラップトップ・ドングル、定額制データプランに対する人気は、モバイル・データのトラフィックに爆発的成長をもたらした。ポリシー・コントロール、モバイル・データ・オフロード、3.5Gと4Gへの発展を含めて、このようなトラフィックを管理する全体的アプローチは大切であり、さもなくばコストは収入を超え、2012年かそれ以前までに持ちこたえられなくなる」

英オーバム社のシニアアナリストであるスティーブン・ハートレー氏
「モバイル・ブロードバンドの収益性には全体的アプローチが必要である。通信事業者は、トラフィック管理ツールからデータ・オフロード、 LTE、WiMAXまでコストを管理する一連の技術的ソリューションを採用しなくてはならない。しかし、これらはコマーシャル・アプローチと組み合わせて、料金請求法の変革や公正利用政策の実施など収益を保護しなくてはならない」

ブリッジウォーター・システムズのデービッド・シャープリー上級副社長
「当社の新しいリポートは、ポリシー・コントロール、データトラフィック・オフロード、3Gと4Gへのマイグレーションを含めて、モバイル・データ・コストと過密状態を削減するさまざまな視野の戦略を実行する重要性を強調している。このような戦略は加入者利用に基づくパーソナル化されたサービスモデルと組み合わせることによって、通信事業者はこれまで以上に収益性のあるモバイル・データ・ビジネスモデルから利益を得ることができる」

ブリッジウォーター・システムズは2月15-18日にスペインのバルセロナで開かれるモバイル・ワールド・コングレス会場(ホール1、スタンド 1F47)でデータ・オフロードとスマートポリシー・コントロールについてデモ公開する。同社のラス・フリーン最高技術責任者(CTO)が2月17日午後2時、モバイル・データの成長に対処するソリューションについて話し合う「ネットワーク・ブレーキングポイント」(Network Breaking Point)セッションに出席する。

▽タグ/キーワード
Bridgewater Systems、Chetan Sharma Consulting、Ovum, Morgan Stanley、Policy Control、RAN Congestion Mobile data traffic offload、mobile data、growth、tiered services、Mobile World Congress

リンク
http://campaigns.bridgewatersystems.com/forms/ProfitableMobileDataModel
http://www.bridgewatersystems.com/Data-Offload.aspx
http://www.bridgewatersystems.com/policy/
http://www.ovum.com
http://www.chetansharma.com
http://www.morganstanley.com/institutional/techresearch/mobile_internet_report122009.html

▽ブリッジウォーター・システムズ社(Bridgewater Systems )について
モバイル・パーソナライゼーション企業であるブリッジウォーター・システムズは、サービス・プロバイダーがモバイル・データサービス、コンテンツとコマースから効率的に管理、収益を上げることを可能にする。同社が市場をリードするモバイル・パーソナライゼーション製品ポートフォリオは、加入者の資格、デバイス、ネットワーク、請求内容、優先権、コンテキストなどの一覧をリアルタイムかつ一元化して提供する。同社のサブスクライバー・データ・ブローカー(Subscriber Data Broker、商標)を主体とする接続事業者級で標準規格の製品ポートフォリオは、ブリッジウォーター(登録商標)・サービス・コントローラー(Bridgewater Service Controller, AAA)、ブリッジウォーター(同)・ポリシー・コントローラー(Bridgewater Policy Controller, PCRF)、ブリッジウォーター(同)・ホーム・サブスクライバー・サーバー(Bridgewater Home Subscriber Server, HSS)が含まれる。アメリカ・モビル、ベル・カナダ、クリアワイヤ、コックス、ハチソン・テレコム、イウサセル、スカーテル、スマートーン・ボーダフォン、スプリント、タタ・テレサービシズ、大同、テルメックス、テルストラ、ベライゾン・ワイヤレスを含む140社余りの有力サービス・プロバイダーが、合わせて1億5000万以上の加入者に革新的モバイル・サービスを提供するためブリッジウォーターのソリューションを利用している。詳しい情報は www.bridgewatersystems.comを参照。

Bridgewater, Bridgewater Systems, the Bridgewater Systems logo, WideSpan, Smart Caps, myPolicy, and Subscriber Data BrokerはBridgewater Systems Corporationの商標もしくは登録商標である。その他すべて企業、製品名、当該すべての登録もしくは非登録商標は識別目的だけに使われ、それぞれの所有者の独占資産である。


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