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米ビジオ社がソニーに特許許諾、ソニーとの特許問題解決と発表

 【アーバイン(米カリフォルニア州)29日PRN=共同JBN】ビジオ社は29日、ソニーがビジオ社の特許ポートフォーリオの下での特許権許諾者になったと発表した。米国の液晶高精細テレビ(HDTV)市場におけるリーダーのビジオ社はデジタルテレビ技術に関する重要な世界的特許ポートフォーリオを所有している。

 ビジオ社のロブ・ブリンクマン営業・管理担当副社長は「当社の特許許諾活動の結果に喜んでいる。これによってビジオ社の特許ポートフォーリオの技術的力量と価値がさらに照明された」と語った。

 ビジオ社は、年末からそれ以降にビジオ製品に採用される予定の新技術の開発を含めて知的財産の拡大を継続する。ブリンクマン副社長は「技術的に進んだ機能を持つことになる新ラインのビジオHDTVにわくわくしている。われわれは顧客に可能な限り最善のHDTV体験を提供することにコミットしている」と述べた。

 ビジオ社はまたソニーと係争になっていた特許問題を解決するのに成功し、ビジオ社が現在ソニーのカラーテレビ特許ポートフォーリオの下での特許許諾者になったと発表した。これについてブリンクマン副社長は「特許問題解決に成功したのでわれわれは今後も積極的に自社の権利を擁護しビジオ社のライセンシング計画を前向きに進め続ける。ビジオ社は特許権保有者であり他社の持つ正規の特許許諾を受けたものとして、知的財産を尊重し、競争他社もそのようにするよう期待している」と語った。

 ▽ビジオ社(VIZIO, Inc.)について
 「ビジョンが価値と合致するところ」をモットーとするビジオ社は、米カリフォルニア州アーバインに本社を置く米国のHDTV、家電企業である。2007年、ビジオ社は北米で最も売れた薄型パネルHDTVのブランドとしてトップに躍り出て、10年ぶりに初めて米国のテレビ販売の主要分野をリードする米国のブランドとなった。2007年以降もビジオ社のHDTV出荷は米国でトップクラスにとどまっており、2009年第1四半期には20%以上の市場占有率で再び第1位となった。ビジオ社は実用的な革新を通じて生み出した価値で機能豊富な薄型テレビを市場に投入することに全力を傾けている。ビジオ社は新XVTシリーズを含む受賞歴のある幅広いLCD高精細テレビを提供している。

 同社製品はコストコ・ホールセール、サムズクラブ、シアーズ、ウォルマート、ターゲット、BJズ・ホールセールその他の小売店と認定オンライン・パートナーを通じて購入できる。ビジオ社は「コンピューターズ・アンド・エレクトロニクス」のトップ500社のナンバーワン、「グッドハウスキーピング」のベスト・ビッグスクリーン、CNETのホリデー・ギフツのトップ10および「PCワールド」のベストバイなど数多くの賞を受賞している。詳細は電話888-VIZIOCEもしくはwww.VIZIO.comを参照。
 The V、VIZIO、XVT、TruLED、240Hz SPS、Thin Line、Smooth Motion、JAVA、 Where Vision Meets Valueの名称、句、シンボルはVIZIO Inc.の商標もしくは登録商標である。その他の商標はそれぞれの所有者の財産であり得る。


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