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新日鉄とポスコ、ベトナムの冷延合弁工場が完工

 新日本製鐵は19日、ポスコ(POSCO)とのベトナム冷延合弁工場が完工したことを発表した。投資額は5億3300万ドル。主要設備は酸洗・冷延(年産120万トン)、連続焼鈍(年産70万トン)。新日鉄とポスコが出資比率に応じて原板(熱延鋼板)を供給する。

 両社は、2000年8月に株式の相互保有を含めた戦略的提携契約を締結して以降、半製品の相互応援、乾式ダストリサイクルによる還元鉄供給共同事業の実施、日韓企業連合の一員としてブラジル鉄鉱石鉱山の権益取得等、各分野において提携施策を推進してきた。

 同冷延合弁事業は、新日鉄の東アジアにおける戦略的対応の一環として、またポスコとの戦略的提携の更なる深化・拡大施策として、今年1月に、ポスコが推進していた事業に新日鉄が参画し合弁事業としたもの。

 合併工場であるポスコベトナムの出資率は、新日鉄が15%、ポスコが85%。工場はベトナム南部バリアブンタウ省に位置し、設備は9月から稼働している。


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