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アジア全体の深刻な問題に、骨粗しょう症による骨折

 【北京22日PRN=共同JBN】国際骨粗しょう症財団(IOF)が発表した新たな調査リポートは骨粗しょう症がアジア全体で深刻な増大する問題であることを示している。

 アジアの14カ国・地域のデータを集めたこの画期的なリポートは国別およびアジア全体での流行、負担、コストを調査している。リポートは結論として、股関節骨折の発生が過去30年間にアジアの大半の国で2倍から3倍に増えていると述べている。さらに、人口の増加と高齢化により2050年までに世界の骨折の半数はアジアで起こることになるとみられている。

 寿命が延び、ビタミンD欠乏が広がり、カルシウム摂取が不足していることがこの重大な増加の要因だろう。過去40年間に股関節骨折の発生数が香港では300%、シンガポールでは500%それぞれ増加した。日本では75歳以上の年齢層の骨折がこの12年間で劇的に増加した。中国本土では50歳以上の年齢層のほぼ7000万人が骨粗しょう症を患い、年間に約68万7000人が骨折している。この骨折の治療に関連するコストの爆発的増加がこれらの地域で観察されている。

 問題の深刻さにもかかわらず、ほかの病気と乏しい健康管理リソースを争っているため、骨粗しょう症は危険なまでに軽視されている。骨折を減らす助けになり得る予防計画はわずかである。罹患データは限られており、医師、一般の理解度は低く、医師の訓練、理解させる努力は不適切である。

 IOFは骨折の増大を予防するため直ちに行動するよう各国政府に求めている。骨折はアジア全体の数百万人のひとびとと共同体に深刻な社会経済的影響を及ぼすだろう。股関節骨折の患者が手術やリハビリの恩恵を受けることなく家庭で伝統的な治療を受けることが多い農村部の多くでは、その重荷は特に厳しいものになるだろう。その結果は5人に1人にも上る早すぎる死、個人の大きな苦しみ、生産性の喪失、家族に対する長期的な依存-である。

 このリポート(アジア・オーディット)はフォンテラ社の無制限の資金援助による支援を受けた。

 ▽IOFについて
 国際骨粗しょう症財団(IOF)は骨粗しょう症に対する世界的な戦いに献身している非政府組織である。詳しい情報はhttp://www.iofbonehealth.orgへ。


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