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第6回タイ国際物流見本市を開催へ、タイ商務省

 【バンコク4日インフォクエスト=共同JBN】タイ商務省輸出振興局は他の公共機関、民間組織と協力し、東南アジア地域の物流サービスとユーザーの間のビジネスマッチングとネットワークのための優れたプラットフォームを開設する意気込みで、第6回タイ国際物流見本市を開催する。

 アロンゴーン・ポンラブート副商務相は、タイが国内総生産(GDP)の70パーセントを輸出に依存しており、政府はアビシット・ウェーチャチーワ首相の指導の下で、タイの物流開発の重要性を強調したことを明らかにした。しかし、GDPに占める同国の物流コストの比率は現在18・9パーセントである。このためタイはコストを節約し競争力を増強するために、物流およびインフラ経営管理の発展を加速する必要がある。

 副商務相は「商務省の全局は、タイの生産能力、輸出、物流の競争力を促進するために輸出企業および企業家の潜在能力を高める方策を考案すべく共同作業を進めている」と語った。

 貿易物流インフラを改善する政策および計画のほかに、同省の輸出振興局(DEP)はタイランド・シッパーズ・カウンシル(TNSC)、ハザダス・サブスタンシズ・ロジスティックス・アソシエーション(HASLA)および14の支援組織と協力して、2009年9月9日から13日まで、バンコクにある9600平方メートルのバンコク国際貿易展示場(BITEC)で開催する第6回タイ国際物流見本市2009の準備をしている。見本市は、「ASEAN物流ネットワーク」のテーマで開かれ、タイおよびその他の国から180以上の展示企業が参加する東南アジアで最大かつ最も総合的な物流関連の貿易見本市となる。

 見本市での製品およびサービスの展示には、倉庫オートメーション、パッケージ・システム、商用車両、ソフトウエア、ITシステムなどの物流サービス、物流関連の装置、機械製品が含まれる。

 イベントはまた、ASEAN諸国のほかに、タイ、中国、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムで構成されるメコン川流域開発計画(GMS)地域の1万3000以上の物流サービス・プロバイダーとユーザーとの貿易関係の樹立、ビジネス協力の拡大にとって好機である。

 第6回タイ国際物流見本市2009は、10を超える刺激に富んだ物流セミナーから利益を得るだけでなく、最新の革新的物流ソフトウエア、IT専門家との直接体験できる一体化された会場である。

 詳細についてはウェブサイトwww.logisticsfair.comを参照するか、esls@depthai.go.thまで電子メールを。


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