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高さ18M!!鉄人28号原寸大モニュメント、今秋完成へ

鉄人28号
組み立て段階に入った鉄人28号原寸大モニュメントの上半身
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鉄人28号
完成イメージ
(C)光プロ/KOBE鉄人PROJECT2009
 漫画家、横山光輝さんの代表作である「鉄人28号」の原寸大モニュメントが今年9月、神戸市長田区のJR新長田駅南側・若松公園に立つ。地元商店街が「阪神大震災の復興に貢献できれば」と始まった同プロジェクトは現在、設置場所土台の基礎作りが完了し、モニュメント本体の各パーツ製作も完成へと近づき、いよいよ総仕上げに入る。

 すでに各媒体でも取り上げられ話題を集めている「鉄人28号」の巨大モニュメント。高さは原寸大の18メートル。原作では大日本帝国陸軍が開発した秘密兵器として描かれているが、組み立てを待つ各パーツはどれも巨大であり、秘密兵器の名に相応しく原作に匹敵する迫力を持っている。

 地元商店街が「阪神大震災の復興のため住民が元気になるきっかけになれば…」と、鉄人28号の原作者である横山さんの出身地・同市に「鉄人28号」の原寸大ロボットを建設する構想がまとまり、平成19年にNPO法人「KOBE鉄人プロジェクト」が発足した。モニュメント本体の組み立てを迎えるまでに実に4年の歳月が掛かった。

 モニュメントに使用される素材は原作と同じく特殊鋼板が用いられ、総制作費は1億3500万円。うち神戸市が4500万円を補助しているが、残りは個人や企業から協賛金を募る。モニュメント本体は、大阪府岸和田市の北海製作所で製作され、現在の工程は各部を組み立てる最終段階に入っている。

 今回のモニュメントを管理するKOBE鉄人プロジェクト事務局の岡田氏は「ここまで4年掛かりました。近い内に組み立てられた鉄人28号の光景をお見せ出来る事を私達も待ち遠しい限りです」と話している。

 モニュメントは7月27日に起工式が行われ、組み立て等が開始される。9月下旬には完成する予定だ。平和を守るため身を挺して悪役ロボットと戦った鉄人28号。今度は神戸復興のシンボルとして住民に元気を与える日も近い。

 写真は、組み立て段階に入った鉄人28号原寸大モニュメントの上半身=(C)光プロ/KOBE鉄人PROJECT2009

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