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初の世界都市フォーラム、シカゴで開催

 【シカゴ1日PRN=共同JBN】シカゴのリチャード・M・デーリー市長とシカゴ姉妹都市インターナショナルは初のシカゴ世界都市フォーラム(4月27-29日)のために世界各地から集まった市長、市政リーダーを歓迎した。

 2009年のフォーラムは公開イベントのリチャード・J・デーリー・アーバンフォーラムとともに4月27日に始まり、続いて2日間にわたり経済回復への道、都市計画、人的資本構想に集中した非公開討議が行われた。この3日間のサミットで、来訪した市政リーダーたちはそれぞれの都市自身の革新戦略を紹介し、一連のテーマについてアイディアと「最良慣行」の交換を行った。

 モスクワ、パリ、ドバイ、バンコク、北京、ボゴタ、レイキャビク、アテネ、プラハを含む約30人の市長、市政リーダーがフォーラムに出席した。

 デーリー市長は「市長、市政府リーダーとして、われわれは同じ困難を共有している。個々の都市の経済的将来を保証するために、グローバル経済に対する全面的参加へのコミットを維持し、最近数カ月でより大きくなったこれらの困難を引き続き克服しなければならない」と述べた。

 同市長はさらに「世界は地域経済あるいは国家経済の集合体から真にグローバルな経済へと移行した。都市の将来の福利はグローバルな相互接続に対してどのような計画を立てるか、どのように対処するかにかかっている。文化的な接続関係をつくり、グローバルなパートナーとの協力関係を拡大しなければならない」と語っている。

 4月28日にはデーリー市長とボゴタ(コロンビア)のサムエル・モレノ・ロハス市長がシカゴと南米の都市の間では初の姉妹都市提携に調印した。

 デーリー市長は「ボゴタはわれわれの28番目の姉妹都市になり、われわれが南米の多くの都市と結びたいと願っている姉妹都市の最初になった」と語り、4万人以上のコロンビア系米国人がシカゴ地域に住んでいることを指摘した。

 シカゴのボランティア委員会が両都市間のビジネス、教育、文化問題での交流をつくり出すと期待されている。モレノ・ロハス市長は、シカゴとボゴタの間には多くの共通の経験があることを反映して、シカゴの2016年オリンピック、パラリンピック大会招致とボゴタの2015年米州競技大会招致には多くの類似点があることを指摘した。

 シカゴ世界都市フォーラムの討議セッションの個別の結果は以下で見ることができる。
 http://www.chicagosistercities.com/wp/news/chicago-global-cities-forum/


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