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日産自動車「NISSAN GT-R」を発表

 日産自動車は24日、新開発プレミアム・ミッドシップパッケージやVR38DETTエンジン、GR6型デュアルクラッチトランスミッションなどを搭載した「NISSAN GT-R」を発表した。同車は12月6日に発売される。

 「NISSAN GT-R」は世界初となるクラッチ、トランスミッション、トランスファーを車両後方に移動、リヤファイナルドライブと一体化させた「独立型トランスアクスル4WD」や、発進からわずか3・6秒で時速100キロに達する、新開発の3・8リッターV6ツインターボ「VR38DETT」エンジンなどを搭載している。

 ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットのテスト走行で1周8分を切り、同国高速道路、アウトバーンで時速300キロで走り続けるなど、理想の走行性を実現しながら運転スキル、天候、路面状況、使い道などに制約されない「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる新次元のマルチパフォーマンス・スーパーカー」として開発された。

 また環境、安全技術にも重点を置き、安全面では電子制御制動力配分システム「EBD」など、環境面では排出ガスの一酸化炭素などを低減し、平成17年度基準の排出ガス50%低減を達成している。また、車室内の鼻、のどへの刺激の原因とされるホルムアルデヒド、トルエンなどの揮発性有機化合物(VOC )を低減するため、シート、ドアトリム、フロアカーペットなどの部材や接着剤を見直している。


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