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マツダ、日本メーカー初の乗用車用尿素SCRシステムを開発

尿素SCRシステム
尿素SCRシステムの仕組み(マツダ)
 マツダは16日、日本メーカーとして初めて乗用車用に小型化した尿素SCR(選択触媒還元方式)システムの開発に成功し、2009年後半から欧州市場で発売予定の「Mazda CX-7」ディーゼルエンジン車に搭載することを発表した。

 ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べて燃費が良く、二酸化炭素(CO2)の排出も少ないため、環境型エンジンとして欧州を中心に採用されている。一方で排気ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)を低減する技術が必要となる。尿素SCRシステムはNOxの処理のために燃料(軽油)を使用せず、代わりに尿素水を排気ガス中に噴射し化学反応によってNOxを浄化する仕組みのため、燃費や出力の悪化がほとんどない。しかし、尿素水を貯めておくタンクや専用の装置が追加されるため、今まではスペースに余裕のあるトラックやバスなどの大型車での採用が主だった。

 今回開発した尿素SCRシステムを搭載するCX-7のマイナーチェンジモデルでは、マツダが新開発したクリーンで高効率なMZR-CD2.2リッター・ターボディーゼルと組み合わせることにより、エンジンから排出されるもともとのNOxの量を削減し、後処理工程の負担を減らすことにより、NOxを処理するための尿素水の使用量を減らすことを可能にした。これにより尿素水タンクの容量をはじめシステム全体のサイズを小型化することができ、スペースの少ない乗用4WD車にも搭載することに成功した。

 欧州で2009年後半から発売予定である、この尿素SCRシステムを搭載したCX-7は、欧州の厳しいエミッション規制であるEURO5に適合する環境性能と、マツダらしい走りの歓びを調和させたクリーンなディーゼルエンジン車。


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