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日産自動車が業務改善策を発表、人員2万人削減ほか生産台数減産

 日産自動車は9日、世界的な経済・金融危機を受け、グループ人員を2009年度中に2万人削減するなどの業務改善策を発表した。

 発表によると世界的な労務費を現在の8750億円から20%削減し7000億円までに圧縮。08年度の取締役に対する賞与の支払いをなくすほか、従業員を対象としたワークシェアリングの導入を協議する。

 また在庫管理を強化するため、09年3月のメーカー在庫及びディーラー在庫は08年3月の63万台から20%減の48万台とし、勤務シフトの調整や休業日の設定、稼動時間の短縮等の生産調整等の実施で、08年度通期の世界生産台数を当初計画の20%に相当する78万7000台を減産する。

 08年度の設備投資は前年度から21%節約。09年度には更に14%圧縮し、08年度の3840億円から09年度には3300億円以下に抑える。

 同時に硬式野球部、卓球部、陸上部を休部するほか、グループ人員を2009年度中に2万人削減し、23万5000人から21万5000人とする。


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