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耐用年数100年以上のコンクリ、iクリートが発表

 【ロサンゼルス17日PRN=共同JBN】政府・民間セクターはいまや低コストで建設プロジェクトの一酸化炭素排出量を40%削減しながら耐久力が100年間ある公共インフラを建設できる。

 *iクリート・グローバル100ミックスは北米で開発され、アラブ湾岸ですぐに利用可能であり、アブダビ、サウジアラビア、カタールでは世界最高の高層ビルやグリーン・メガシティーの建設が進んでいる。

 *iクリートは真のグローバル・コンクリートを創り出し、劇的にコストを削減するインフラストラクチャー・ソリューションであり、世界のいかなる場所の建築基準にも適合でき可能な限り最高の強度を備えている。

 世界のプレミア・コンクリート技術企業であるiクリートは17日、世界のインフラ建設に使用するよう設計された特許の高性能コンクリート・ミックスが北米と中近東で利用可能となったと発表した。iクリート・グローバル100コンクリート・ミックスは道路網建設から橋梁、港湾、ダム、その他使用頻度の高い、交通量の多い公共施設など主要な公共、民間インフラ計画の耐用年月と耐久性を100年かそれ以上もたせることになる。

 iクリートの最新高耐久コンクリート・ミックスは結果として大幅にコンクリート価格を下げ、温室効果ガス、一酸化炭素排出量を40%も削減する最低100年間の設計寿命を備えている。iクリート・グローバル100はすべての業界、政府基準を満たし世界中で数十億ドルの建設コストを節約する初めてのミックス設計である。

 iクリートは世界各地の生コンクリート生産者にライセンスを供与する。北米で開発された新しいiクリート・グローバル100ミックスは直ちに北米と中近東で利用可能である。中南米、中央アジア、欧州では2009年第2四半期に利用可能となる。

 iクリートのフアン・カルロス・テローバ最高経営責任者(CEO)は「アラブ湾岸でこのコンクリート・ミックスが今すぐ利用可能であることを特に喜んでいる。アラブ湾岸ではアブダビ、サウジアラビア、カタールなどで世界最高の高層ビルやグリーン・メガシティーの建設が進んでいる。われわれは既に同じような計画を持つパナマ、香港その他と話し合っており、そこではコスト、耐久性、環境的配慮が重要な要素となっている」と語った。

 同CEOはさらに「公共インフラは世界の経済基盤である。ほとんどの公共施設、建築物が言い訳できないほど短い30-40年しか保たないのは受け入れがたいし、それ以上の年月立っているのは神の意志というのも受け入れがたい。iクリートはグローバル100ミックスを開発し、これで世界のインフラはアブダビから北京、首都ワシントンからデリー、ロンドンからパナマシティにいたるまで、環境を配慮しながら100年かそれ以上も存続できるようになる」と述べた。

 ▽iクリートについて
 iクリートは建設業界へのコンクリート技術のプロバイダーである。iクリートの使命は建設、コンクリート業界を収益性、標準化、環境保全の新しい基準へと引き上げることにある。iクリートの中核事業はコンクリート製造企業へiクリート・システム、ミックス設計、品質ソリューションをライセンス供与することで、それによって生コンクリート、プレキャストコンクリートの設計、生産、使用方法を変身させている。詳細はhttp: //www.icrete.comを参照。


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