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ソニー・エリクソンが採用、NXPの「ライフバイブス」ソフト

 【アイントホーフェン(オランダ)10日PRN=共同JBN】オランダのNXPソフトウエア社のライフバイブス(LifeVibes、商標)・ブルーボイス(BlueVoice)がこのほど、ソニー・エリクソン最新のヘッドホンHBH-IS800に組み込まれた。ブルーボイスは極めて小型の実装面積で済み、メーカーは高度に革新的なデザインと素晴らしい音質と音声付加的機能を結合することができる。

 ライフバイブス・ブルーボイスはNXPソフトウエア実証済みの完成度の高い音質ソリューションであり、世界で数億の携帯機器、ヘッドセット、カーキットに実装されている。このブルートゥース利用ヘッドセット向けソフトウエアは、全二重の音響エコーキャンセル、ノイズ抑制、音声の透明度を強化するための自動情報処理向上機能などが含まれる。同製品はまた、通話の相手方に対する最適の音声レベルを確保するウィスパーモード(WhisperMode)機能がある。

 NXPソフトウエアのマーケティングディレクターであるペテル・バン・デ・ベルク氏は「当社のライフバイブス音声ソリューションはデザインで最大限の柔軟性を提供するので、機器メーカーは真に優れた製品を製造することができる。デザインやオーディオの質は消費者にとってますます重要になっていることから、われわれは無線ヘッドセットにライフバイブス音声ソリューションを提供してソニー・エリクソンとの協力関係を強化することを喜んでいる」と語った。

 無線ヘッドホンに対する需要は、携帯用音楽機器の強い伸びと有線を使わない聴取の利便性を求める顧客の好みによって加速されている。ブルートゥース利用のヘッドセットの販売はこの数年、世界で毎年ほぼ倍増してきた。それらは今やモバイル機器に次いでブルートゥース市場で2番目に大きな部門となっている。さらに、自動車のハンズフリー運転に対する法律施行や音楽が聞けるハンズフリー端末を採用する国が増えるにつれて、ブルートゥース利用ヘッドセット(モノとステレオ双方)の販売は、IMSリサーチ社によると2009年に1億を超えるまで急速に伸び続けている。

 ▽NXPソフトウエアについて
 NXPソフトウエアは、世界広く地域販売・サポートを持つ独立系ソフトウエア開発企業(ISV)である。同社は革新的なマルチメディア・ソリューションを専業として、他の集団とはひときわ傑出した活気のある手軽に楽しめるマルチメディア体験を提供する携帯機器と家電メーカーを支援する。同社は主要ベンダーと堅い提携関係を築いて、ハードウエアとソフトウエア・プラットフォームの間の最適の柔軟性、容易な統合、相互操作性を確実にする。同社のライフバイブス(LifeVibes、商標)・ソフトウエアは、5億余りの携帯機器に使用されており、同社はモバイル・マルチメディアのソフトウエア・ソリューションで市場リーダーになっている。

 詳しい情報はhttp://www.software.nxp.comを参照。


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