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イングランドで増えるダウン症、余命は延び成果も上げる

 【ポーツマス16日PRN=共同JBN】遺伝子検査が一般的に利用できるようになったにもかかわらず、イングランドではダウン症で生まれる子どもが15年前よりはるかに増えていることを新たな分析が示している。現在ではダウン症の人はこれまで以上に多くなっている。より多くの努力の成果を上げより長く、より豊かに生きており、検査の倫理性に疑問を投げかけている。ダウン症でない子どもにとって検査にはリスクもある。この新たな分析は、検査がイングランドとウェールズだけで毎年400人のダウン症でない子どもの死亡につながっていると推定している。

 毎年より多くの子どもが生まれている。慈善団体「ダウン・シンドローム・エデュケーション・インターナショナル」の理事長でこのリポートの共同執筆者であるフランク・バックリー氏は「ダウン症で生まれる子供は今は少なくなっていると思われがちだ。これは事実ではない。ダウン症で生まれる子供の数はイングランドでは15年間に25%増加した。同時に、余命と生活の質は改善を続けている。ダウン症の人はこれまで以上に多くなっており欧州、北米全体で約60万人、世界でおそらく400万人に上る。なすべきことはなお多いが、ダウン症の人はよりよい健康管理、より多くの機会、より効果的な教授法のおかげで、より多くの成果を上げている」と語っている。

ダウン症の人の生活の質は引き続き改善しているものの、政府の政策は妊娠中の女性全員に対して遺伝子検査を提案するよう求めており、毎年最大70万人の妊娠中の女性を危険な目に遭わせている。「陽性」とされる検査結果全体の約95%は誤りである。陽性だと通告された女性は侵襲検査を受けるよう勧められる。この方法で検査を受ける妊娠中の女性の100人に1人ないし50人に1人は検査の結果として流産する。

 「ダウン・シンドローム・エデュケーション・インターナショナル」はダウン症の人に対する一層の研究とよりよいサポートを呼びかけている。また、検査政策を再検討し、妊娠中に精神的、肉体的能力に関する遺伝子検査を受け入れるべきかどうかについてより広く議論するよう呼びかけている。

 ▽リポートについて
 フランク・バックリー、スー・バックリー両氏による「不当な死と正しい命-ダウン症検査」は「ダウン症研究と実践」に発表される。また2008年9月17日にhttp://www.down-syndrome.org/editorials/2087/でオンライン発表される。

 詳しい情報はhttp://www.downsed.org/media/releases/2008/09/へ。

 ▽「ダウン・シンドローム・エデュケーション・インターナショナル」
 「ダウン・シンドローム・エデュケーション・インターナショナル」は科学的な研究と証拠に基づく情報、サポート・サービスを通じてダウン症の若者の教育を改善するために努力している。この慈善団体は約170カ国の家族、教師・セラピスト、研究者、支援団体と協力している。「ダウン・シンドローム・エデュケーション・インターナショナル」の活動は毎年約10万人のダウン症の人がより多くの成果を上げるのを助けている。
 ウェブサイト:http://www.downsed.org/


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