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9月に欧州太陽光発電会議、ドイツが主導的地位固める

 【ベルリン1日PRN=共同JBN】最近承認されたドイツの「気候パッケージ」は、再生可能エネルギー分野の有力な投資先としてのドイツの地位を確保する最新のステップである。インヴェスト・イン・ジャーマニーの再生可能エネルギー・資源チームのディレクター、ダビッド・ボルトマン氏は「改革では魅力的なフィードイン・タリフ(固定価格買い取り)制度が維持され、エネルギー効率への投資に対する法的枠組みが強化されており、したがってそれでなくても魅力的な太陽光(PV)エネルギーへのドイツの投資条件に魅力が追加されている」と語っている。インヴェスト・イン・ジャーマニーは、2008年9月1-5日にスペインのバレンシアで開かれる第23回欧州太陽光エネルギー会議・展示会(PVSEC)でドイツの投資優遇策の概略を説明する。

 ドイツへのPV投資の主な推進力の1つは再生可能エネルギー資源法(ドイツ語でEEG)である。EEGは電力会社に対し再生可能エネルギー施設の所有者から標準的な小売価格より高い価格で再生可能エネルギーを買い取ることを求めている。

 2008年に始まるPVプロジェクトに対するフィードイン・タリフは1KW時あたり35・49-51・75ユーロセントである。この価格は20年間保証されている。またEEG価格で電力会社に売れるエネルギー量に制限はない。この法的枠組みはPV製品に投資するようドイツ人を奨励するものであり、長期的で持続可能な国内市場をつくり出す。

 ドイツはよく知られている科学的専門知識を太陽光業界の資産につぎ込んでいる。実際、ドイツの大学ではベルリンの技術大学(TU)の新しい修士課程を含め、太陽光エネルギー、エネルギー管理の学位オプションが約80ある。世界各地からの学士レベルの学生にエネルギー業界についての知識を向上させる機会を提供する「エネルギー大学」が近くベルリンに開設される。この資格を持つ労働力はドイツのPV製品の質の高さ、比較的低い製品故障率に寄与する。

 この専門知識は大学だけでなく、PV投資家と緊密に協力しているドイツの多くの研究機関でも見られる。例えば、フラウンホーファーISEは、しばしば太陽光業界と協力してPVの最新技術について研究を行っている多くの研究機関、大学の1つで国際的に有名なフラウンホーファー協会の一部である。

 「ドイツを世界一流のPV投資先にしているのは、ドイツ人従業員の質、メーカー、サプライヤー、研究機関の緊密なネットワーク、支援する法的枠組みだ」とエイケ・ウェーバー博士は指摘する。同博士は米カリフォルニア大学バークレー校の元教授で、ドイツのフライブルクにあるフラウンホーファー太陽光エネルギーシステム研究所(ISE)の所長である。

 支援法、資格を持つ従業員、研究者やサプライヤーへのアクセスがファースト・ソーラー、アライズ・テクノロジーズ、シグネット・ソーラーなどの有力PV会社やインティコ・ソーラー、マスダーPVのような最近参入した会社がドイツに投資している理由である。

 インヴェスト・イン・ジャーマニーはドイツ連邦共和国の国内投資促進部局である。場所の選定から投資決定の実行まで包括的なサポートを投資家に提供している。


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