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  • SUMMIT CHUGOKU SEIRA CO.,LTD.(中国精螺)

    2013.08.30 金曜日

    中国精螺  同社は、中国精螺㈱(広島県東広島市)と現地サミットグループのCAPCO社による合弁会社で設立(現資本は中国精螺37%)。創業当初はバンコク市内で業務展開をおこない、その後の業務拡張などに伴って2000年にバンパコン工業団地へ移設。2005年には現在活動をおこなうアマタナコン工業団地内の別ブロックへと移転。生産規模の拡大、更なる発展的な企業運営と生産体制の構築等を目的に、同工業団地内に新たなブロックが開発されたことを受けて現所在地に再移転し、現地顧客ニーズを満たす様々な取り組みが図られている。

     生産品目は、六角ナット、キャッスルナット、フランジナット、同ナットセレーション付き、四角・六角・フランジ溶接ナット、アンカレッジナット、Tナット。ヒンジピン・ローラーピンなど多形状部品。品質管理面では、各工程によって徹底した造り込みが実施されているほか、CCDカメラ5台搭載の最新鋭画像検査選別装置を配置。オリジナル機能を附帯した最新鋭タイプ10台に加え、多数が稼動して顧客からの要望に応じた全数検査及び指定箇所測定などをおこない、グローバル市場の環境下においてローカル企業等との差別化を常に目指している。

     【紙面 平成25年(2013年)1月27日付 第2245号 掲載】

     ◆所在地=チョンブリ県アマタナコン工業団地。
     ◆規模=敷地面積二八八〇〇平方メートル、建屋面積一四〇〇〇平方メートル。
     ◆代表者=奥本仁志。
     ◆設立日、操業開始日=一九九五年三月、一九九六年一月。
     ◆従業員(法人と現地採用の人数、合計人数)=邦人四名、現地採用二三三名、合計二三七名。
     ◆生産品目もしくは取扱製品=ナットを主としたファスナー類。
     ◆納入先=ほぼ100%現地向け(サミットグループ各社、日系ねじ企業及び自動車部品企業など)。輸出はない。
     ◆設備機器=フォーマー38台、タッパー67台。フォーマー生産能力は5段式タイプの最大対応線径φ36㎜を所有。
     ◆製品の生産数=月産約七〇〇㌧、一億個。
     ◆材料、設備、金型、その他副資材の仕入先=材料‥母材の殆んどは日本製。設備並びに金型‥殆んど台湾製。
     ◆年商=七億三六〇〇万バーツ。今期は一〇億バーツ見込み。
     ◆ISO登録(品質、環境など)、納入先(自動車メーカー認定など)や現地の取得制度=ISO14001、ISO/TS16949。
     ◆勤務形態=2交代制(午前8時~午後5時など)。週休1日。
     ◆生産・品質管理の方法=日本本社の管理体制をもとに、現地にマッチした形にアレンジをおこなって管理。

    タイに生産拠点を構える日本のねじ企業を取材

     中国に台頭するアジアのマザー生産拠点として注目され、各国の自動車・電機、産業機械、設備など多彩な工業系大手メーカー及び関連部品メーカー等が進出を図るタイ王国(ThaiLand)を2007年、2010年の2度にわたり、訪問取材した。

    タイ進出メーカー一覧
  • 中国精螺
    SUMMIT CHUGOKU SEIRA CO.,LTD.(中国精螺)
    2013.08.30 金曜日
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