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    2010.02.27 土曜日

    fntech.jpg  同社は、各種ユーザー仕様部品並びに工業用ファスナーを主に取り扱う専門商社・エフシーテック株式会社(愛知県名古屋市)のグループ企業で、顧客ニーズへの対応を展開する海外拠点の1つ。主要取引先の利便性向上と、将来的な現地市場の成長を踏まえて進出。経済環境、日系大手ユーザー等の動向を的確に捉えて順調に業容の拡大を図り、06年に更なるサービスの向上などを目的に現所在地へ移転。08年には、提供する製品の信頼性を高めるために品質ISO取得と、多種多様化並びに高度化ニーズへの対応等に日系ねじメーカーのヤマシナバンコクファスニング(YBFC)に資本参加。現地におけるねじを中心とした締結部品の製造関連会社を確立。09年に、グループの強化などを目的に日本本社と同名のTHAI-FCTECへと社名変更。

     現地では工業化の発展に伴って関連産業は全国へと広がりをみせ、同社は東西の中間地点にあたる立地条件(国際空港も近い)。現地調達の流れは更に進む傾向にあり、ローカルや中国・台湾等からの適材適所の調達を図り、また製造部門の強化などを視野に顧客ニーズを充分に満たす商社機能の高度化へ取り組むとしている。なお、本社創業の25周年時には「アジアに翔ぶ」を掲げて中国拠点を含めて基盤整備がなされ、来年の40周年には「アジアに羽ばたく」を新たな展開構想に抱いている。また、社会貢献の一環に婦女子の駆け込み寺パウィナー財団に毎月一定額の寄付をおこなっているほか、現地金融機関最大手のバンコクバンクからは優良企業に評価され融資枠の設定を受けている。

    【紙面 平成22年(2010年)3月17日付 第2142号 掲載】

     ◆所在地=サムットプラカーン バンチャロン準工業団地。地図を見る

     ◆規模=建屋面積1000平方メートル(1階が工場及び製品倉庫など。2階の1部が事務所)

     ◆代表者名=鈴木日出男。

     ◆資本金=3000万バーツ。

     ◆設立、操業開始日=1996年5月(前身のタイ・スズキファスナー)、現所在地では2005年4月。

     ◆従業員(邦人と現地採用の人数、合計)=41名(4名、37名)。

     ◆生産品目=自動車部品、電機部品、エレベータ部品、工業用ファスナーの製造と販売及び配線チューブ等。

     ◆納入先=タイ国内自動車関連60%、同電機関連20%、海外自動車関連20%。

     ◆設備機器=プレス設備(30トン)1式、硬度計、各種検査機器など。

     ◆製品の生産数=品種でみると、ピン、シャフト、リベット、スプリング、ボルト、鋼球、ワッシャー、スクリュウ、ナット、チューブなど。プレスカシメ圧入加工、パッキング、キッティング。

     ◆材料、設備、その他の副資材の仕入先=顧客及び社内の仕様・ニーズに合わせるとともに、アイテムなどの使い分けにより日本、台湾、タイ、中国、シンガポール製。

     ◆年商=08年は3億2400万バーツ、09年は2億7266万バーツ。

     ◆ISO登録(品質・環境など)と納入先(自動車認定など)や現地の取得制度など=品質マネジメントシステム9001:2000版。

     ◆勤務形態=午前8時~午後5時。週休2日制。

     ◆生産・品質管理の方法(日本本社と同様=ISOシステム・5Sや自社手法の導入など、もしくは現地に合わせた独自の方法)=ISOのマネジメントシステムに従った管理手法。基本的である5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動の徹底化で職場環境維持、改善に努めている。

    タイに生産拠点を構える日本のねじ企業を取材

     中国に台頭するアジアのマザー生産拠点として注目され、各国の自動車・電機、産業機械、設備など多彩な工業系大手メーカー及び関連部品メーカー等が進出を図るタイ王国(ThaiLand)を2007年、2010年の2度にわたり、訪問取材した。

    タイ進出メーカー一覧
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    THAI FC-TEC CO.,LTD(エフシーテック)
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