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鹿島と日本コンベヤ、高低差100mまで垂直搬送が可能な「スネークベルコン」を開発

 0374921_02.JPG鹿島建設と日本コンベヤは共同で、シールドトンネルの立坑などにおいて掘削土砂を地上に垂直搬送する「スネークベルコン」を開発した。

 「スネークベルコン」は、2枚のベルトをローラーを用いてスネーク状に配置し、上下方向のベルトの張力により発生する「押え付け力」を利用して、2枚のベルトの間に土砂を挟み込むというユニークな発想によって垂直に長距離搬送できる装置。

 これまでの搬送システムでは不可能だった高低差100mの垂直搬送が可能となるほか、時間当たりの搬送量も格段にアップし、汎用の平ベルトを利用することからメンテナンスも容易となる。

 今後の都市部における地下トンネルの大深度化や、高速施工に対応するシステムとして、同装置を積極的に提案していく方針。


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