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東芝ライテック、東寺・五重塔ライトアップ工事でLED納入

 東芝ライテックは、京都市南区の真言宗総本山東寺(教王護国寺)の五重塔ライトアップ更新工事において、LED(発光ダイオード)照明器具(LED投光器)を納入したと発表した。

 東寺五重塔は、高さ約55メートルで、木造建築物としては日本一の高さを誇り、京都のランドマークとしてライトアップされてきた。今回のライトアップ照明設備のLED化にあたっては、従来のライトアップイメージであった「金色に輝く五重塔」を継承することと、照明にかかる消費電力の削減が課題となったようだ。

 既設のHID投光器によるライトアップイメージをLED投光器の色温度で再現するため、電球色(3000K)のLED投光器と濃オレンジ色(2000K)フィルター付きLED投光器の光を組み合わせて五重塔を照明し、その見え方を現地で検討した。

 また、単にLED化することによる消費電力の削減ではなく、ライトアップする五重塔の従来のイメージを損なわない明るさのレベルであることを、現地での点灯実験で検証している。

 これらの実験結果に基づいて、最適な色温度と明るさを得ることを目標に照明設計を行い、「金色に輝く五重塔」のイメージを継承しつつ、照明にかかる消費電力(CO2排出量)は、従来のHID投光器と比較して約51%の削減を実現している。

 なお、LED投光器の点灯が開始される12月6日には、東寺で点灯式が行われる予定。


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