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中部電力、浜岡原発の津波対策工事が工期延長 見直しの影響

 中部電力は、浜岡原子力発電所の津波対策工事の工期を延長する必要性が出てきたことを発表した。2012年12月の工事完了を目標を進めてきたが、3月に見直した対策の一部で、工事量が大幅に増加したことなどが理由。

 見直した対策は、「緊急時対策の強化」の電源設備対策。この対策では、緊急時に原子炉や使用済燃料プールの「冷やす」機能をより確実に確保できるよう、高台に設置するガスタービン発電機(非常用交流電源装置)から電源供給する冷却設備の多重化を図ることとし、それら冷却設備の運転に必要な電気容量を確保するため、ガスタービン発電機の台数およびケーブル・電源盤等を増加する内容。

 なお、「防波壁」をはじめとする『浸水防止対策1』、および『浸水防止対策2』のうち「建屋外壁の防水構造扉の信頼性強化」については、当初予定どおりの工程で進捗している。


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