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Sky SolarがチリでグリッドパリティPV計画

【北京2012年6月29日PRN=共同JBN】中国の温家宝首相とその一行は2012年6月19日、北京を離れ南米4カ国訪問に出発し、6月25日最後の訪問国チリのサンティアゴに到着した。温家宝首相はチリに到着した夜、セバスティアン・ピニェラ大統領主催の歓迎晩餐会に出席した。この公式行事開始に先立ち温家宝首相は、中国大使館員やチリ在住中国人代表と面談し、チリに投資している中国企業代表とも面談した。エイミー・チャン最高経営責任者(CEO)はSky Solar社を代表してこれに出席した。

温家宝首相とピニェラ大統領は一連の会談を行い、両国の相互自由貿易協定を補完するための戦略的パートナーシップの発表を行った。温家宝首相とピニェラ大統領は両国政府間の協力および両国に共通する行動計画の開発に関する機構の設置で合意した。

この訪問期間中、チリの中国大使館代表と貿易委員会、ProChile(チリ外務省輸出振興局)、外務省およびチリ金融機関の主だった代表が調印式に出席した。Sky Solarのエイミー・チャンCEO、中国開発銀行のプランニング・ディレクターであるグオ・ミンシュ氏、Sigdo Koppers社のクリスチャン・ブリンクCEOが3社を代表して出席し、総額9億米ドルに上る投資およびチリにおける300メガワットの太陽光発電プラント・プロジェクト建設についての協力枠組みに関する合意書に署名した。このコラボレーションによって、南米でのグリッドパリティ太陽光発電(PV)市場が正式にスタートした。

Sky Solarは長年、グリッドパリティPV市場の開発にコミットしてきた。2010年初めSky Solarは一連の太陽光に恵まれた国々での開発と投資を開始し、この中で最も重要なのはチリだった。チリの政治的に安定した政府と政策、強力な投資環境、電力需要、政府の再生可能エネルギー重視によって、チリは世界で最も魅力的なPV市場の一つになっている。2012年5月に上海で開催されたSNEC PV展示会で、Sky Solarはチリでの計画と実績を正式に発表し、PVグリッドパリティ計画による世界的エネルギー商業化の新時代を宣言した。

Sky SolarとSigdo Koppersは数々のステップで、300メガワットを超えるPVプロジェクトのパイプラインを開発してきた。Sky Solarはことし、まず2メガワットのパイロット・プロジェクトから始め、それに続いて18メガワット地上設置プロジェクトと徐々に建設を進めていく予定である。最低でも150メガワットの残りのプロジェクトは、今後18カ月間に進めていく。

Sky Solarは世界大手の再生可能エネルギー、PV発電プラント開発、投資、運営企業である。Sigdo Koppersはチリ大手企業で、建設と産業施設を重点にしている。両社は共に、一連のPV発電所建設での協力が中国とチリ両国の経済および貿易促進にとって重要な節目であると認識しており、これによってチリの再生可能エネルギー開発が大幅に改善されると認識している。

さらに中国国有の金融機関である中国開発銀行は高い国債格付けを享受しており、中国や海外での大規模なプロジェクトによるインフラ、建設への融資、サポートで重要な役割を果たしている。中国開発銀行の重点とするところは、再生可能エネルギーで、その分野では豊富な経験を持っている。中国開発銀行は2012年初め、チリのエネルギー市場に参入し、再生可能エネルギー計画への融資で最大限の努力とサポートを提供すると約束している。

Sky Solarはチリの再生可能エネルギー市場に積極的に参入することを通じて、チリの中国大使館と貿易委員会、多くのチリ政府関係部局、北京駐在チリ大使館、上海のチリ総領事館から絶大な支援と援助を継続的に受けてきた。特に、上海のProChileオフィス商務官は、チリにおけるSky Solarの事業開発が成功するうえで不可欠な役割を演じている。この支援によって、Sky SolarはチリにおけるPVプロジェクトへの投資、開発、実行について一層確信を強めることができている。

ソース:Sky Solar


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