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ハイアール、1時間消灯のアースアワーに積極参加

 【北京31日PRN=共同JBN】家電大手のハイアール(海爾)は「2012年アースアワー(Earth Hour 2012)」(3月31日)に1時間消灯するという全世界数百万世帯を鼓舞するため、北米、欧州、アジアで一連のパブリックパフォーマンスを主催した。今年の主要イベントの一部は例えば、パリで開かれるハイアール製品とともに行われるビートボックス・チャンピン・ショー、大阪で開かれるキャンドルライト・コンサート、ニューヨークでのユニークな家電機器による打楽演奏、北京で開かれる子供大合唱興業など。

 さらに、この世界的イベントを支援する同社コミットメントの模範を示すため、ハイアールの世界7万人の社員は、それぞれ現地時間午後8時半から9時半の間、家庭内の電気を消してアースアワーへの支援を示すことを誓い合っている。

 家にいる人々はハイアール専用のアースアワー・ウェブサイトhttp://ecolife.haier.comを閲覧することができる。ユーザーはオンラインのまま「消灯する」ことができ、自然の音と混じり合ったユニークな音楽を聴き、人気ソーシャルメディア・ウェブサイトへのリンクの共有を通じて関心を広めることができる。このウェブサイトは開設1週間もしないうちに、すでに200万回余り視聴されている。ハイアールは世界のすべての消費者に向けて、そのフェイスブック、ツイッター、中国版ツイッター「Weibo(微博)」を通じてアースアワー・キャンペーンに参加するよう呼び掛けている。

 ハイアール世界ブランド担当ディレクターのザン・ティエヤン氏は「2年連続となる今年のアースアワーに参加することによって、われわれは世界の数百万の人々と一緒になって、われわれの環境を保護するため共に力を合わせる必要性を態度で示し、関心を高めたい。われわれの世界的なオンライン活動は、環境の持続可能性に役割を果たし貢献する消費者を鼓舞したい」と語った。

 アースアワーは2007年に始まり、気候変動に関心を示す世界最大規模のキャンペーンに進化し、100を超える国・地域の数百万の一般市民、企業、都市が参加している。アースアワー2012は、7大陸すべての135カ国・地域の5251余りの都市や町で、18億人が参加すると推計された。

 ▽持続可能性に対するハイアールのコミットメント
 ハイアールは環境に持続可能性にコミットしており、エネルギー効率のいい家電機器を生み出すことに注力してこのコミットメントを実証している。ハイアールは2008年北京オリンピックで、ゲームの環境保護上の足跡を向上するためオリンピック競技場に6万以上のグリーン対応機器を提供した。ビジネスウィーク・チャイナは2009年、中国の環境保護への素晴らしい努力に対してハイアールに「グリーン中国ビジネス賞」を授賞した。最近では今年3月、世界掲示フォーラムとボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が公表したリポートは、ハイアールを中国トップ10のグローバル企業市民の一つとして認定している。

 ▽ハイアール(海爾)集団有限公司(Haier Group Co. Ltd)について
 ハイアールは世界最大手家電機器メーカー、世界第1位の大手機器ブランドであり、2011年の小売り売買高の7・8%のシェアを持っている。同社は現在まで、160市場余りに61の販売センター、10のR&Dセンター、21の工業団地を設立している。従業員は7万人、2011年の売上高は1509億人民元(233億米ドル)。同社株式は香港、上海の両証券取引所に上場されている。


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