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2月の米消費者の家計は住宅心理好転、ファニーメイ発表

【ワシントン7日PRN=共同JBN】米連邦住宅抵当公庫のファニーメイが行った2012年2月の全米住宅調査によれば、米国人が経済や住宅の主要な問題に関して抱いていた懸念は収まりつつある。消費者心理は家計、住宅、雇用を含むほとんどの指標で安定してきており、このことは消費者が景気の下振れリスクは2011年の晩夏、秋に比べて若干緩和していると判断していることを示している。

米国人は景気の先行きに対して明白な自信を示している。経済は正しい方向に進んでいるとする人は35%でこれは昨年11月から19パーセント・ポイント上昇しており、経済は間違った方向に進んでいるとする人は57%で11月から18パーセント・ポイント下がっている。その一方で、家計の状態、家計所得、家計費、および持ち家や賃貸に対する考え方は同じレベルにとどまっている。

同時に、今後12カ月間に職を失うのではないかという米国人の懸念は昨年秋に比べ安定してきている。懸念していないと答えた米国人は、2011年11月の70%に比べ、2012年2月には76%だった。

ファニーメイ副社長兼チーフ・エコノミストのダグ・ダンカン氏は「過去数カ月間、雇用のペースが好転しており、これが消費者心理を鎮め、家計、経済の先行き、住宅市場の見方に対する気分を持ち上げる方向にはたらいている。その結果、経済は上昇する可能性がより大きくなったと見られており、短期見通しもバランスのとれたものになっている」と語った。

▽調査のハイライト

経済、家計
*経済の先行きに対する自信は今月も上昇を続け、35%の回答者が経済は正しい方向に向かっていると考えており、これは1月に比べると5パーセント・ポイントの上昇になる。経済は間違った方向に向かっているとした回答者は57%と6パーセント・ポイントの減少。
*今後12カ月の間に、家計が悪化すると考えている人はわずか12%で、これは1月に比べると3パーセント・ポイントの減少で、過去1年で最低のレベル。
*12カ月前に比べると収入が大幅に減ったと回答した人は16%で、これは1月から1パーセント・ポイントの減少。その一方、63%の人が変わらないと応えており、これは1月から1パーセント・ポイントの上昇。
*33%の人が過去12カ月間に家計支出が大幅に増加したとしているが、これは先月に比べると3パーセント・ポイントの減少で、過去12カ月で最低のレベル。

持ち家と賃貸
*平均すると、米国人は今後12カ月間に住宅価格は0.8%上昇すると予想しており、この数字は先月に比べると小幅な減少。
*回答者の28%は今後12カ月間に住宅価格は上昇すると予想しており、この数字は先月と同じだが、住宅価格は下降すると予想している人は15%で、これは先月から1パーセント・ポイントの減少。53%の人は住宅価格は同じレベルを維持することになるとしている。
*米国人の10%は住宅口-ン金利は今後12カ月間に下降するとしており、これは先月から2パーセント・ポイントの上昇。
*今は売り時であると回答した人のパーセントは3パーセント・ポイント上昇して13%になったが、これは過去1年間で最高レベル。買い時であると回答した人は今月は1パーセント・ポイント減少して、70%だった。
*平均すると、回答者は今後12カ月間に住宅賃貸価格は3.5パーセント上昇すると予想しており、1月から小幅な上昇を示している。
*回答者の45%は住宅賃貸価格は上昇すると考えており、先月から2パーセント・ポイントの上昇を示しているが、回答者の3%は下降すると予想しており、これは先月からは2パーセント・ポイントの減少で過去1年間で最低のレベル。
*回答者の65%はもし引っ越しするなら住む家は購入するとしており、これは先月から1パーセント・ポイントの上昇。その一方、賃貸するとした人は29%で、先月からは1パーセント・ポイントの減少。

ファニーメイの全米住宅調査はこの種のものとしては最も精密な消費者態度調査で、電話で1003人の米国人を直接インタビューし、持ち家、賃貸、住宅ローン金利、持ち家に関するトラブル、経済、家計に対する態度、その他消費者心理全般について調べている。住宅所有者、賃借人に対して100問以上の質問を行い、態度の変化を追跡している。調査の結果は2010年6月から毎月行われている同種調査と比較されている。ファニーメイがこの調査を行い、結果を月次ならびに四半期ベースで発表する理由は、業界のパートナーおよび市場の参加者が行う努力を住宅市場の短期的な安定に向ける手助けをし、将来にわたってサポートを提供するためである。

2012年2月の調査の詳細な結果、および調査の方法論に関する技術的注記、毎月の指標に関して回答者に聞いた質問内容についてはファニーメイの月次全米住宅調査ウェブサイト(Fannie Mae Monthly National Housing Survey)を参照。同サイトでは四半期ごとの調査結果も参照可能で、これらは3カ月間の調査データを結合した詳細な分析になっている。2012年2月のファニーメイ全米住宅調査は2012年2月1日から2012年2月27日の間に行なわれた。電話インタビューはファニーメイとの協調のもと、市場調査会社ペン・ショーン&バーランドによって行われた。

ファニーメイは手ごろな価格の住宅を拡大し、米住宅市場に寄与するために世界の資本を地域コミュニティーにもたらすために存在する。ファニーメイは連邦憲 章を持ち、米国の二次抵当市場で業務活動を行いモーゲージ・バンカーやその他の貸し手にファンドを供給することによってモーゲージ市場の流動性を強化し、 住宅購入者に貸し付けを行う。

ツイッターでのフォローは(http://twitter.com/FannieMae)を参照。


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