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九州電力と川崎重工、小規模地熱バイナリー発電設備の実証実験開始へ

 九州電力と川崎重工業は30日、九州電力の山川発電所(定格出力3万kW、鹿児島県指宿市)構内に小規模バイナリー発電設備を設置し、実証試験を開始する予定であると発表した。

 バイナリー発電設備は、沸点の低い媒体を熱交換器で加熱・蒸発させ、その媒体蒸気により発電を行うもので、従来の地熱発電方式では利用できなかった比較的温度の低い蒸気・熱水での発電が可能になる。

 今回、設置する小規模バイナリー発電設備(定格出力250kW)は、川崎重工業が工場の排熱等の有効活用を目的に開発したグリーンバイナリータービンを採用しており、地熱への適用が可能になれば、地熱資源が賦存する島への適用や、温泉水等の熱の有効活用も期待できる。


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