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スイスのオクタファルマ、09年半期は前年比27%の売上増

 【ラッヘン(スイス)3日PRN=共同JBN】スイスのオクタファルマ社(Octapharma AG)は2009年6月までの半期で5億3600万ユーロの売上高を記録、前年同期の4億2200万ユーロと比較して27%の売上増だった。

 販売コストは主として血漿コストの上昇で売上高以上に増加したため、粗利益は46・4%から43・3%に減少した。

 オクタファルマ社はその他の分野における有効性の増加のため、2009年6月までの営業利益(支払い金利・税引き前)は、前年同期の1億4100万ユーロ(利幅33・4%)と比べて1億7300万ユーロ(同32・3%)と満足すべきレベルに達した。

 ▽2009年下半期と2010年の血漿ヒトプロテイン産業概観
 血漿採取分野では、血漿採取センターが土曜日は閉まっており、その他の独立系血漿供給業者がディスカウントを行っているという事実から供給過剰であることが確認される。

 世界の政府、病院での入札価格が下降していることもこの方向にあることを示している。

 従って免疫グロブリン静脈点滴液(IVIG)市場における5%-6%の継続的成長にもかかわらずわれわれは2009年後半の月間売り上げが量の多いままで現在レベルに留まると予測している。2010年は2009年に比べ高いユニット販売量のまま平坦に推移すると見ている。

 多くの国での返済構造に関する強い圧力はこの消極的な傾向にさらに拍車をかけるだろう。しかしこのため患者はほとんど中断なしに製品の安定した供給を経験している。オクタファルマ社は新製品の発売で現在の傾向を克服するつもりである。

 ▽オクタファルマについて
 オクタファルマ・グループはスイスに本社を置く独立系のバイオ医薬品会社で、世界的に活動している。オクタファルマの中核事業は生命を脅かす病気を治療するための高品質のヒトタンパク質の開発、生産、販売である。グループの従業員は28カ国に3000人以上、5つの近代的な最先端の生産施設をオーストリア、フランス、ドイツ、スウェーデン、メキシコにそれぞれ所有している。

 オクタファルマ社の企業としての任務は救命治療を必要としている患者向けにヒト細胞もしくは人間の血漿からつくる安全で効果のあるバイオ医薬製品を提供することである。

 オクタファルマ社の詳細はhttp://www.octapharma.comを参照。


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