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エンベデッド機器の新コンテスト、マイクロソフトが開始

 【ボストン23日PRN=共同JBN】マイクロソフトはボストンで開かれた組み込みシステム会議である「エンベデッド・システム・カンファレンス(ESC)」での業界講演で22日、世界の組み込み(エンベデッド)愛好者と学術コミュニティーの中で創造性とイノベーションを育てることを目指す新しいコンペティション「エンベデッドスパーク2010チャレンジ」(embeddedSPARK 2010 Challenge)を開始した。

 エンベデッドスパーク2010チャレンジは同社の「スパークス・ウィル・フライ」(Sparks will Fly)コンペティションの成功に基づいて、「楽しみとゲーム」というテーマの中で革新的な考え方を実現するようコンペ参加者に促している。このプログラムは次世代の特定機器の先駆者となる人々を報償し、ウインドウズ・エンベデッドCE6・0R2プラットフォームで彼らの才能を示す場としてエンベデッドスパークチャレンジを活用してもらう。

 マイクロソフトのスコット・デービス上級マーケティングマネジャー(ウインドウズ・エンベデッド担当)は「ウインドウズ・エンベデッドは、エンベデッドスパーク2010チャレンジの開始によってエンベデッド市場への当社コミットメントを強調し、世界の学術、愛好家、開発者のコミュニティーによる革新を報償することに興奮している。ウインドウズ・エンベデッドは将来の特定機器の開発を進めることにコミットしており、エンベデッドスパーク2010チャレンジはエンベデッド開発者がその才能を示す素晴らしい機会を提供する。われわれはこのコンテストから生まれるイノベーションをぜひとも見てみたい」と語った。

 ▽コンテストの手順
 エンベデッドスパーク2010チャレンジは賞金総額2万米ドル余りを提供する3ラウンドのコンペである。コンテストは正式に9月22日から始まり、ESCシリコンバレー(4月26-29日)が開かれる2010年春にクライマックスを迎え、3人の最終候補者が会場までのすべての旅行費用を受け取り、マイクロソフトによる業界講演中に作品の機器を壇上に提出する。会議の参加者は優勝者に投票する機会を得て、3人の候補者はそれぞれ1万5000米ドル、5000米ドル、1000米ドルを報償される。

 第1ラウンドでは、コンペ参加者が特定の機器のために作ったユーザーの関心を呼び顔がほころびるようなゲーム、ホーム・エンターテインメント、その他の新鮮なアイディアを含くむ「楽しみとゲーム」をテーマにした独創的なアイディアを詳述した1-3ページの応募文書を http://www.embeddedspark.comに提出する。第1ラウンドは2010年1月9日に締め切られ、第2ラウンドに向けて選ばれた75人が同年1月15日に発表される。第2ラウンド参加者全員は、対象となる開発ボードであるウインドウズ・エンベデッドCE6・0R2とビジュアルスタジオ・プロフェッショナル・エディション2005が機器の開発を支援するため無料で提供される。第2ラウンドは同年4月2日に締め切られ、3人の最終候補者名が4月9日に発表される。

 ▽さらなる詳細
 エンベデッドスパーク2010チャレンジは米国の法律に従って参加資格のあるすべての国の人々に開放されている。コンテストは米東部夏時間(EDT)2009年9月22日(火曜日)正午から2010年4月2日午後8時までオープンしている。
 詳しい情報は以下のサイトを参照。
 http://www.sparkcontest.com/Default.aspx
 1975年創業のマイクロソフト(ナスダック:MSFT)は、人々と企業の潜在的な可能性を最大限に発揮させるソフトウエア、サービス、ソリューションの世界的リーダーである。


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