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大手代理店がCOP15参加キャンペーン、国連と提携

 【カンヌ(フランス)24日PRN=共同JBN】国際連合、国際広告協会(IAA)、世界大手広告、マーケティング、メディア広告代理店は連携してカンヌ・リヨン国際広告フェスティバルで24日、世界中の市民が12月に開催される国連気候変動会議(国連気候変動枠組条約第15回締約国会議:COP15) に参加するのを促進する運動であるホーペンハーゲン(Hopenhagen)を開始した。ホーペンハーゲン、hopenhagen.orgは世界中で集団行動を喚起、奨励する世界的なマーケティングとコミュニケーション・イニシアチブである。

 潘基文国連事務総長は「気候変動は現世代と将来の世代が直面する壮大な挑戦の一つである。世界の指導者たちは12月のコペンハーゲン気候変動会議に集まり、世界中の市民はこの結果に関心を持っている。協定を締結する時期である。われわれは真の変化を起こす世界的運動を必要としている」と語った。ホーペンハーゲンは希望以上のものである。潘事務総長は「世界気候条約と人類のより良い未来のための世界的行動である」と付け加えた。国連は市民への周知と行動喚起を促進する総合的コミュニケーション計画を開発するため世界の広告、メディア産業とIAAを通じて提携している。

 IAAのマイケル・リー事務局長は「国連のためのキャンペーン開発で世界大手広告代理店間で協業が行われるのは前例が無く、気候変動に向けた行動の必要性を業界が重く見ている証拠でもある」と述べた。

 ホーペンハーゲン・キャンペーン開発・実行のために時間、リソース、専任チームを申し出た多様で相互補完的なコミュニケーション・エージェンシーのチームには以下が含まれている。電通;ユーロRSCGとMPGによって代表されるアバス;マッキャン・ワールドグループ、R/GA、Draftfcbによって代表されるインターパブリック・グループ;Colle+McVoyによって代表されるMDCパートナーズ;ケッチャム、インターブランド、トライバルDDBによって代表されるオムニコン;ディジタス、サーチ・アンド・サーチSによって代表されるパブリシス・グループ;オグルヴィ・アンド・メイザーによって代表されるWPP。クリエイティブカウンシルの会長はサーチ・アンド・サーチの元ワールドワイド・クリエイティブ・ディレクターであるボブ・イシャウッド氏。

 ホーペンハーゲンは、国連気候変動会議が世界的に緑を成長させながら人びとと地球を守るチャンスであるという考え方から生まれた。このキャンペーンは「対処」とか「希望すること」を無視することから脱却し、最終的に新しい現実を創り出すために行動することに重点を置く。

 www.hopenhagen.orgを参照。リリース全文とキャンペーン・クリエイティブはwww.iaaglobal.orgで入手できる。


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