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南ア・ランド建てMMFを日本で発売、新生銀行グループ設定

 【ロンドン22日PRN=共同JBN】インベステック・アセット・マネジメントは21日、日本の投資家が同社運用の南アフリカ・ランド建てマネーマーケットファンド(MMF)にアクセスできるように新生銀行との契約を結んだと発表した。新生銀行グループが設定したホライズン・トラスト-南アフリカ・ランドMMFはケイマン諸島に登録され、複数のディストリビューターが日本で販売する。

 現存する南ア登録のインベステック・マネーマーケットファンドに類似した運用目的を持つこのファンドは、日本の利回りがゼロに近いため南アのマネーマーケットの高利回りに魅力を感じる日本人投資家をターゲットにしている。しかし為替リスクは日本人投資家が全面的に負うため、日本人投資家は、南アのマネーマーケットから得る高利回りが為替相場の動向によって魅力が薄まることがないか留意する必要がある。

 新生銀行グループは現地での詳細なデューデリジェンス(適正評価)を行った結果インベステック・アセット・マネジメントをファンドのマネジャーに指名した。

 インベステック・アセット・マネジメントのマネジングディレクターであるリチャード・ガーランド氏は「新生銀行のような重要な国際的金融機関と協力関係を築いたことを喜んでいる。インベステック・アセット・マネジメントを選択したという新生銀行の決定は、過去18年間にわたる南アフリカの資産運用市場でわれわれが築いてきた成功の実績を裏書きするものだ。われわれのグローバルリーチと国際的な知名度は間違いなく選考過程で助けたと思う。日本の新生銀行との長期で実りある協力関係を期待している」と語った。


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