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マイクロソフトなど3社、小売業者支援新ソフトで提携

 【レドモンド(米ワシントン州)、ニューヨーク13日PRN=共同JBN】アクセンチュアとマイクロソフトの両社は13日、小売業者が消費者をソーシャルネットワーキング・オンラインコミュニティーなどこれからの技術プラットフォームに結びつけるという課題に取り組むことを支援するイニシアチブを発表した。

 このマルチチャンネル小売りイニシアチブに基づき、アクセンチュアとマイクロソフトは両社が設立したグローバルなITコンサルタント企業アバナードと協力して、小売業者がウェブ、モバイルコンピューティング、さらには店舗での新しいショッピング方法など絶えず拡大する場所やデバイスに合わせて小売業者が(消費者の)ショッピング体験を広げることを支援する。

 これにより小売業者は、消費者が小売業者と情報をやり取りするあらゆるチャンネルを通じて幅広いサービスと製品を一貫して提供することが可能になる。

 マイクロソフト世界小売業界担当マネジングディレクターのブレンダン・オマーラ氏は「デジタル・ライフスタイルとワークスタイルは引き続き現在の小売業界に収束するだろう。その結果、つながりがある消費者はますます管理できる。消費者は価値と利便性によって動かされる。小売業者は消費者行動の変化に適合するショッピング体験、すなわち社会、モバイル、クロスチャンネル面でのショッピング選択肢を提供して対応する必要がある。小売業者はつながりのあるショッピング体験の提供を通じて目に見える価値を付け加え、一方で経済的に困難なこの時代に自らのブランドを強化し顧客のロイヤルティーを高めることができる」と語った。

 小売業者は消費者との一体化を強めることにより店舗あるいはオンラインショッピング体験と在庫・注文管理、顧客関係管理(CRM)、ロイヤルティー・プログラムなど事業部門のアプリケーションの統合を強化してコスト削減とカスタマーサービスの改善を図ることができる。

 提携パートナー間の小売業務イニシアチブは以下を利用する。

 *成功を収め再現可能なソリューションの構築と提供を助ける全3社内の専用資源。
 *ウェブ、電子取引、デジタルマーケティングの戦略と技術に専念する3社内の組織横断的なチーム。
 このイニシアチブはニューヨーク市のジェイコブ・K・ジャビッツ・コンベンションセンターで開かれた第98回年次全米小売業連盟(NRF)総会・展示会で発表された。イニシアチブはマイクロソフトの商用技術の深み、アクセンチュアのグローバルリーチと小売業界での経験、アバナードのマイクロソフト・プラットフォーム上でのビジネステクノロジー専門技術を結集している。

 ▽NRFデモで機能紹介
 マイクロソフト・コマース・サーバー2009の新リリースをベースとした新しいサービスはこの展示会で発表され、オンラインショッピングと店舗内ショッピングの体験をリアルタイムで統合する機能と重要性を実証する。

 米調査会社AMRリサーチのクリス・フレッチャー氏は「クロスチャンネル・オペレーションの現状:2008」報告書の中で、「小売業者は引き続き密接に統合されたクロスチャンネル・オペレーションを志向しており、この戦略を実行するため今後2年間に技術、インフラ、組織に多額の投資を行うだろう。しかし、小売業者が断片化されたシステムの構築に取り組み、組織構成を調整し、ウエアハウジング・マーチャンダイジング・分析・ビジネス情報システムの統合、店内キオスク、ウェブ放送局、モバイルデバイスのクロスチャンネル環境の中への導入に取り組むと依然として課題は残る」と語った。

 新しいマルチチャンネル小売業務イニシアチブはマーチャンダイジングとマーケティング機能を拡大し、製品・コンテンツ管理とチーム間の協力を強化する。デモには以下が含まれる。
 *毎日のマーケティング、マーチャンダイジング、コンテンツ管理業務を管理する集中ウェブストアのポータル。
 *オンライン商品情報の承認、監査、公表のためのワークフロー。
 *チャンネルを通じた、一貫性があり目標を絞ったクロス(抱き合わせ)販売、アップセル(高額商品の販売)、価格設定、商品情報機能、オンラインで商品情報を検討するためのモバイル機器、注文確認のためのSMSメッセージング。
 *「クロスチャンネル・インストア・ピックアップ」機能を利用したクロスチャンネルの商品ロケーション、価格比較、購入。この機能はオンライン商品カタログとPOS商品カタログおよび在庫の劇的な同期化を可能にし、ウェブストアと実際のストアの間で在庫点検と商品カタログの更新を絶えず行う。

 また、デモはマーチャンダイジングとマーケティングの専門家がリアルタイムでオンラインコンテンツと販売促進キャンペーンを管理する方法も明らかにする。

 マイクロソフトは縦割り型業務を取り除き、複雑さを減らしコストを低減するデジタル討議に顧客を参加させる比類のない一連の機能を提供する。マルチチャンネルとクロスチャンネルの戦略の実行に専念している小売業者に対してマイクロソフトは一連の強力な技術とソリューションを提供する。デジタル広告プラットフォーム、消費者モバイル機器、検索、ソーシャルネットワーキング、オンラインコンテンツへのマイクロソフトの投資は、小売業者と消費財企業がクロスチャンネル戦略上の「点を結ぶ」役に立つ。

 アクセンチュアの小売事業担当グローバルマネジングディレクターであるジャネット・ホフマン氏は「取引相手を選択する際、顧客はますますストアあるいはオンラインでの利便性と一貫性の経験をベースにして選択をするようになっている。消費者はオンラインや店舗内での小売業者とのやり取りがシームレスな経験になることを期待しており、このことは顧客のストアから購入するあらゆる方法を取り入れた次世代ソリューションへの小売業界の需要を推進している。われわれはマイクロソフトとアバナードのソリューションを世界の小売業者にわれわれの主力電子取引ソリューションとして提供する」と語った。

 アバナードのジョー・バンウィンクル法人市場開発担当副社長は「小売業者は競争が激しく経済的に難しい環境で顧客を引き付け保持するあらゆる機会を求めている。われわれは複数のプラットフォームで消費者が小売りブランドをやり取りする複数の方法を提供することが現代の消費者の要求に応えるものと考えている」と語った。

 ▽アクセンチュアについて
 アクセンチュアはマネジメントコンサルタント、テクノロジーサービス、アウトソーシングのグローバル企業。あらゆる産業とビジネス機能にかかわる比類のない経験と総合的能力、それに世界で最も成功している企業に関する幅広い調査能力を兼ね備えているアクセンチュアは、顧客と協力して彼らが高性能の企業や政府になることを支援している。同社は120カ国以上に18万6000人を超える顧客を抱え、2008年8月31日に終了した事業年度の純売上高は233億9000万米ドルだった。同社ホームページのドレスはhttp://www.accenture.com。

 ▽マイクロソフトについて
 マイクロソフト(ナスダック:MSFT)は1975年に設立され、人々と企業がその可能性をフルに実現することを助けるソフトウエア、サービス、ソリューションの世界的リーダーである。

 ▽アバナードについて
 アバナードは企業の利益ある成長の実現を支援するマイクロソフトのプラットフォームをもっぱら使用しているグローバルなITコンサルタント企業。同社はマイクロソフトの技術を拡大する実証済みのソリューションを通じて、企業が収益を伸ばし、コストを低減し、競争力を高めるイノベーションへ再投資することを支援する。アバナードのコンサルタントは同社のグローバルな人材の先見性、イノベーション、能力を一体化して個別の顧客の要求、スケジュール、予算に応じた価値を提供する。アクセンチュアが過半数の株式を保有するアバナードはアクセンチュアとマイクロソフトが2000年に設立した。同社の8000人以上の専門家は世界22カ国の顧客にサービスを提供している。詳しい情報はウェブサイト(http://www.avanade.com)まで。


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