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第1b・2a相試験が進行中、レスバーロジックスが発表

 【カルガリー(カナダ)25日CNW=共同JBN】レスバーロジックス社(Resverlogix Corp.、TSX:RVX)は18日、リード医薬品候補「RVX-208」研究で正常脂質と低レベル高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールとの関連に対する第1b相/第2a相臨床試験が計画通り進行していると発表した。

 レスバーロシックス社の臨床開発担当上級副社長であるアレン・ゴードン博士は「RVX-208で重要な28日間の研究へと進めたことに大変興奮している。これまでの臨床試験でRVX-208は安全で受容できる好ましい薬物動態を持っていることを立証した。この臨床試験は引き続き安全性、受容性を検証し、同時にRVX-208は血漿アポリポタンパク質アポA-I(ApoA-I)生成とHDL機能性における主要研究の証明であることを検証する。被験者の約半数は心臓血管疾病の危険を大きく増加させる低レベルのHDLコレステロール値である」と語った。

 同社のドナルド・J・マキャフリー社長兼最高経営責任者(CEO)は「確定された第1b/2a相研究は、RVX-208の臨床試験を迅速化し最終的に薬物として登録するためにいくつかの新要素で構成されている。この研究ではまた安全性、受容性、薬物動態のように順守しなければならない登録上の必要な手順とともに、RVX-208が影響を与える主要なリバース・コレステロール・トランスポート(コレステロール逆転送系)・マーカーを計測する。これらは競争相手の中でこの薬剤をユニークなものにしている特別で好ましい性質である」と指摘した。

 内因性のApoA-I生成を強化する新しい小分子治療のRVX-208はアテローム性動脈硬化症の治療で最も期待できる薬剤のひとつとなっている。RVX-208は同社が知る限りApoA-I生成を促進させてHDLレベルを上げHDL機能を強化、コレステロール逆転送系を増加させるよう設計された唯一の新しい小分子である。

 ▽レスバーロジックス社(Resvelogix Corp.)について
 レスバーロジックスは、大きな必要がまだ満たされていない重要な世界医療市場のために、新治療薬の開発に従事している有力なバイオテクノロジー会社である。ネクスバス(NexVas商標)計画はApoA-Iを強化する新しい小分子化合物を開発するための同社の主要な重点計画である。これらの重要な治療薬は、アテローム性動脈硬化症や急性冠状動脈症候、糖尿病、アルツハイマー病その他の血管障害のような重要な病気の痛ましい重荷に対処するためのものである。同社の第2の重点は、がんや線維症のような増大している痛ましい病気に対応することを目的とするTGFベータ・シールド(TGF-Beta Shield商標)計画である。レスバーロッジクスの株式はトロント証券取引所(TSX:RVX)で取引されている。詳しい情報は www.resverlogix.com参照。


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