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マイクロソフトとワイズキー、ビスケー地方の電子政府計画支援

 【ジュネーブ、ヒューストン(米テキサス州)11日PRN=共同JBN】マイクロソフトとワイズキー両社は11日、包括的な電子政府市民サービスプラットフォーム(CSP)の提供でスペインのビスケー地方自治政府から選ばれたと発表した。この1740万ユーロのプロジェクトは、実際にWeb2・0環境でそれぞれの市民のニーズや関心に適応するようカスタム化された市民ポータルを確立できる最先端のアイデンティティー・フェデレーション(ID認証を一元化する連携プロトコルの仕組み)が含まれる。

 スペイン・バスク地方ビスカヤ県副長官のホセ・ルイス・ビルバオ氏は「ビスケーTIK(情報技術・ナレッジ)プロジェクトによって当地市民は、最先端のサービスの恩恵を受けることになる。これらサービスは世界クラスのテクノロジーセンター開発にわれわれと全面的な協力を約束したマイクロソフトやワイズキーなど1級のパートナーの支援を得て、この地方を社会的、経済的開発の最前線の21世紀に前進させるものである」と語った。

 マイクロソフト・インターナショナルのミシェル・ファン・デル・ベル副社長(パブリック・セクター担当)は「マイクロソフトは長年、人びとのあらゆる可能性の実現を支援する形で、テクノロジーへのアクセスを可能にする責任を認識している。われわれはワイズキーのようなパートナーと共に世界の政府と密接に協力して、テクノロジー政策問題を進め、政府や教育者、非営利団体の独自のITニーズに対応する技術的ソリューションを提供する」と述べた。

 ワイズキーの創業者であるカルロス・モレイラ最高経営責任者(CEO)は「電子政府サービスを確保するワイズキーの長年の経験とその独自のトラストプラットフォーム、IDポータビリティー能力は、世界中でCSPを展開する大きな資産である」と語った。ワイズキーはビスカヤに大きな開発センターを持っており、センター・オブ・エクセレンス(高度の研究・開発拠点)として同センターを利用している。

 ワイズキーから提供されるソリューションの一部は、Web2・0の機能とWeb3・0のインタラクションを活用する新世代のセマンティック(意味論的)検証システムである。

 このプロジェクトの全文は以下を参照。
  http://www.wisekey.com/csp/biscaytik.htm


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