ケヴィン山内の英語まめ知識
on air web hub moratorium
Dear Readers,Happy New Year 今年もよろしくお付き合い下さい。皆様からのご意見であまり難しくしないで、英語に特に興味の無い人で無意識に会話の中に出てくる程度の英語にして欲しい旨ありましたので努力いたします。さて流行語大賞は取れないが、今流行っていることばについて考えてみましょう。
on air 放送する。air は空気、大気、空中、外見、様子などの意味がありますが、アメリカ俗語で(番組が)放送されている、の意味で使われます。Is that program still on air? あの番組は未だ放送中ですか、続いてますか? offを使った反対語もある、 Take this program off the air. この番組を中止しよう。なお airの前の the は入れても外してもよい。web 1、織物 2、くもの巣 3、くもの巣状のもの(=network)である。
因みにwwwはworldwide web のこと。hub(車輪の中心の)軸、車軸のこと。 そこからスポークが何本も出ていて車輪の強度を保っている。そこから比喩的に~の中心という意味が生まれました。
今や東アジアのhub 空港は日本から韓国のインチョン空港へ移ってしまった。これは本当の事ですョ。残念ですね。
moratorium 支払猶予令。天災や恐慌などの際に経済的混乱を抑えるために手形の決済などを猶予する処置。モラトリアム法案が国会で論議されている。他に一時停止の意味がある。
A moratorium on the test of nuclear weapon 核実験一時停止。商業捕鯨モラトリアムとか、(刑の)執行猶予モラトリアムなどと使う。モラトリアム人間の時代、ということばも一時有名になりました。
本紙2010年1月27日付(2137号)掲載
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