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小栗上野介と幕末維新の高崎 高崎市歴史民俗資料館

 日本近代化の父とも言われ、幕末、米国から持ち帰ったねじを横須賀造船所などの建設に多用した幕臣、小栗上野介忠順の資料が、高崎市歴史民俗資料館(群馬県高崎市上滝町1058番地、電話027-352-1261)で11月24日まで開催されている「小栗上野介と幕末維新の高崎」で見ることができる。


 小栗上野介忠順は日本の近代化へのレールを敷いた「日本近代化の父」と言われている。遣米使節目付として海を渡った小栗上野介忠順が米国より持ち帰った土産の中に「ねじ」があった。小栗は、のちの日本の近代化、工業化の第一歩を踏み出す立役者となって、横須賀造船所建設など“鉄”を根底にしたインフラ社会の構築へと取組み、同時に物と物を締結する部品としてねじが多用されていった。ほかにも日本初の株式会社設立、郵便制度・鉄道の提唱など活躍をみせている。

 [特集/小栗上野介忠順 幕末、米国から持ち帰ったねじ]

 展示会では慶応4年閏4月に小栗上野介忠順の養嗣子の「又一忠道(またいちただみち)」と従者3人が、高崎で斬首された高札を記録した柴田家旧蔵「日記 第弐番」の一部などが公開されている。開催概要は次の通り。

【開催概要】
▽会期:平成20年10月1日(水)~11月24日(月)まで
▽休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)
▽開館時間:午前9時~午後4時
▽入館無料
▽ホームページ http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/rekimin/oshira.htm

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