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ケヴィン山内の英語まめ知識

海外旅行を楽しみましょう 2 「入国、乗り継ぎ」

 前回のニューヨーク入国に際し、入国管理官との具体的な会話を省いたので、今回は私が5月に行ったハワイ、ホノルル(HNL)入国の例を挙げておきましょう。私は目が悪いので成田空港ではチェックイン カウンターから、アメリカ入国では航空機の出口から税関を通って外まで車椅子で( wheel chair)を使いました。

 車椅子の手配は日本のtravel agent や航空会社で飛行便の予約をする時に成田とホノルルでの出入国計4回の予約をしてしまいます。その際、身障者手帳のcopy をFAXしておきます。航空機の座席もエコノミークラスの一番前の中央の席をRQ(リクエスト)しておきます。

 その席は bulkhead seat(バルクヘッド シート 座席の前に壁がある)で機種が747やA-300の場合、通常4席ありますが、当日赤ちゃんがいるとそちらが最優先となります。さて入国管理官は、極力易しい英語を使って聞いてきます。「What is your purpose of yaur visit? アメリカ訪問の目的は何ですか?」と質問してきます。そして How long とか How many days would you like to stay? と滞在希望日数の質問がありますので 9 days,plese と答えました。英語のよく判らない日本人には「Kanko? 観光?」と日本語で言う係官もいます。こちらは引き続き車椅子に乗ったまま税関を通り自動ドアを抜け外へ(出迎えロビー)出ます。因みに車椅子を押す人はスーツケースを見つけて車椅子の足の間に乗らなければカートに乗せてくれて私とカートを一人で押します。彼の仕事はここで一応終わりますが、引き続き国内線へ乗る時はチェックイン カウンターまで運んでくれます。ここまでやってくれると10ドルは tip として Thanks,buddy などと言って渡します。buddy は friend や pal と同じで仲間、相棒の意味です。あなたが女性だったらThank you, my friend あたりがよいでしょう。

 アメリカでもアジアでも国際線から国内線への乗り継ぎはかなり長い距離を歩きますが、車椅子だと迷わずにしかも最優先で色々(入国、通関手続きを始め普通の人は通らない特別ルートを使う等)やってくれるので tip さえ払えば非常に快適です。キチンと列に並ぶことが得意でないアジアの国々で、私はかつてバンコック(BKK)からプーケット(HKT)へ乗り継ぎの時、国内線の長蛇の列を尻目に横をすり抜け特別カウンターでチェックインできてとても幸せでした。同行の付き添い人(普通は一人ならOK、家族なら2~3人は良いようです)は、われ先を争そって先へ行こうとする東南アジアでこんなに楽な乗り継ぎは始めてとびっくりしていました。

 ところで日本人の障害者は自己主張が得意でなく公の場所では小さくなっていますが、アメリカでは自己の権利をしっかり主張します。飛行機の優先搭乗案内アナウンスでも介助が必要な方、とはっきり言います。そうはいってもアメリカでも婉曲な言い回しがあり handicapped とか disabled とは言わずに、「私は障害者です」をI am challengedという言い方があります。もしこれをI am a challenger と言うと「私は挑戦者です」ということになり、スポーツ選手と間違いられてしまいます。重ねて私事で恐縮ですが今回、私の旅行目的はモロカイ(MKK)島で演奏活動をすることで、モロカイホテルのステージで昼夜2回を始め合計4回ハワイアンミュージックを演奏し現地の人達や musician と交歓してきました。私のウクレレと英語の生徒さんもステージで歌い感激しておりました。また演奏前に今回の大震災に対して寄せられたモロカイ島民の方々からの義援金に対し深く御礼のスピーチをしてきました。前回5月のその1に続き空港の3-letter code や入国時の英語そして障害者に関係のある英語を書いてみました。

 皆さんの今後の外国旅行の一助になれば幸いです。

本紙2011年6月27日付(2188号)掲載





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