ブックタイトルねじ関連辞典

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概要

ねじ関連辞典

底入レそこいれ相場が下がって底をつき、上向きになりかけること。景気の底入れとは、不況の最悪期を経て回復期に転換すること。相互銀行そうごぎんこう無尽方式による金融を主たる業務とする金融機関のこと。固有業務としての無尽業務のほか、共通業務として預金および定期積み金の受け入れ、貸し付け、手形の割引、国内為替等の業務を行ないうる。倉庫管理そうこかんり(stocks keeping)倉庫に物を保管し、かつ出し入れするに必要な設備とその方法を対象にしてこれらを能率的、計画的に運営すること。したがって盗難、滅失のおそれがなく、保管品の品質をそこなわず出し入れ容易で、使う場所に便利であるように管理されなければならない。操短そうたん操業短縮の略。製品の生産過剰による価格の低下を防ぎ利潤を減少させないために、企業が操業日、ないし操業時間の短縮、一部生産設備の閉鎖を行なうことをいう。第1次産業だいいちじさんぎょう(primary Industry)第2次産業(secondaryIndustry)豪州やニュージーランドでは、産業を分類して農業、牧畜、わな猟、林業、漁業、鉱業を第1次産業と呼び、製造業を第2次産業と呼んでいたが、その他の産業についてニュージーラソドの大学教授A.G.B.フイシャーが第3次産業(tertiary Industry)ということばを発案した。英国のコーリン・クラークも、「経済進歩の諸条件」(3版・1957年)で産業構造を3大部門に分けている。これによれば、第1部門は農業を主体に牧畜、遊牧、狩猟、漁業、林業を含む。鉱業はどっちつかずのもので、ときには第1部門に含み、ときには製造業のように扱い鉱業自体が1つのクラスに値するものとされている。第2のクラスは製造業で、残りの経済活動のグループはサービス産業(service industries)で、建築と建設、運輸と通信、商業と金融、職業的サービス、行政と弁護などを含む(日本の国民所得統計では鉱業と建築を含めた建設を第2次産業に入れている)。クラークがサービス産業ということばを使ったのは、第3次産業がサービス産業に置き換えられると、みたからである。第1次製品だいいちじせいひん(第2次製品)原料を加工して最初にできる製品を第1次製品と呼び、加工度の少ないもの。第1次製品、第2次製品、第3次製品というように分けるのは加工度に応じて区別しているもので、加工度が進むにつれて最終消費にあてられる割合が多くなる。