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コクブ トップコートに米油を応用、ステンレスの高耐食性追求

 【ねじ・ネジ・業界紙】 ㈱コクブ(奈良県橿原市新堂町222―1。大場康弘社長)では、生産提供するステンレスねじ製品における一層の高耐食性の追及等を目的に、独自研究開発による成果としてトップコート処理「KC18(ケーシーイチハチ)」の加工技術を確立した。

 天然素材である米油が主成分の環境に優しく、ねじ製品向け該当工程の表面処理では業界に先駆けた応用、正式採用となる。

 新たに内製化の専用工程ラインが設けられており、優れた特徴を踏まえてステンレスねじ製品の更なる高度化を視野にKDS2000ハードテック素材の各種ドリルねじアイテムへと展開をおこない、国際的に取り組むSDGs(持続可能な開発目標) 達成を企業責務に位置付けた活動の推進を図っていく方向である。

第2563号2面

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