ブックタイトルねじ関連辞典

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概要

ねじ関連辞典

切込ミきりこみ(depthof cut)旋削の場合に工具が工作物の中心に向かって入り込む大きさをいう.また取シロともいうことがあるケガキ(marking・off)工作物の一部または全部に,仕上を施すべき形を示すのにたよりとなる線を描く作業減速装置げんそくそうち(reduction gear)高速主動軸の回転数を減速して従動軸に低速回転を与える装置をいう.機械的減速装置としてよく知られているのは,歯車または調車等を利用するものである座グリざぐり(spotfacing)たとえば鋳造で出来た品物の面に接してナットを締める場合のようにナットやボルト頭に接する面が平滑でない場合,当リをよくするためその部分だけをまるく削り取って平らにする作業をいう差動装置さどうそうち(differential gear)一般に二つの原運動を同時に与え,それらの従運動の差によって従動節を動かす装置をいtう.原運動を類似の大きさのものとすれば,従運動は微小となり,したがって力は著しく拡大される.差動ネジ装置,差動歯車装置,差動滑車装置はこの一例である三段変速装置さんだんへんそくそうち(threespeedgear)原動軸の回転数を一定にしたとき,従動軸の速度を3通りに変更することのできる変速装置をいう仕上シロしあげしろ(finishinga110wance)鋳造品は圧延材料の面を機械加工によって仕上るためには,原寸法をでき上り寸法より,あらかじめある程度大きくつくり,削リ取って仕上げるための余裕をつけておく.かかる余裕を仕上シロ,または削リシロという