ブックタイトルねじ関連辞典

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概要

ねじ関連辞典

景気過熱けいきかねつ投資など需要の行き過ぎで供給とのつり合いがくずれて、物価がどんどん上がってインフレ気味になり、経済活動が異常に活発となっている状態、いいかえると好況の末期的症状で、たとえばボイラーが過熱によって破裂するように、景気も過熱によって崩壊する。系列融資けいれつゆうし金融を通じる企業系列化をさす。銀行、特に大銀行は優良貸し出し先に融資を集申する傾向が強く,ここに銀行資本と産業企業との問に結合関係が生じる。わが国の企業は自己資本が小さく、銀行からの融資に依存する度合が高く、またわが国銀行の大口融資は、たとえば三菱銀行は三菱系の諸企業へというように、同系統の大企業に集中して、強い融資系列を示している。さらに最近では、独占的な大企業が自己の傘下の申小企業に一定範囲の資金のめんどうをみることも行なわれており、これも金融的系列化の一つの形である。源泉課税げんせんかぜい所得税に関し主として徴税技術上の理由から一定の所得については、その所得が支払われる際に、その支払い者(源泉徴収義務者)をして、一定の税金を天引きして、納税させる制度をいう。原料的系列げんりょうてきけいれつ主要工業製品原材料は原則として独占的大企業が生産し、その2次加工段階以降は、中小・零細企業が行なうしくみになっている。したがって加工段階の大部分が原料の生産者に系列化されているのを原料的系列化といい、鉄鋼、その他金属、合成樹脂加工等々、きわめて多数の産業分野にわたって広くみられる。好況・不況こうきょう・ふきょう資本主義経済における景気の状態はけっして一様ではなく、好景気がつづいたかと思うと恐慌がおそってきて、国民所得も雇用量も生産水準も減少し、物価も利潤も低落して、人々は仕事から放りだされて、不景気になる。しかしまた不景気が底をつくと回復がはじまって、事業は活況を呈し、人々はふたたび雇用されて経済は繁栄にむかう。このいわゆる景気循環の2つの局面を好況および不況と名づける。工業センサスこうぎょうせんさす製造工業の実態調査のこと。通産省が毎年1回その年の12月31日現在で各業種別の事業所数、従業員数、現金給与総額、製造品出荷額、製造品販売額、付加価値などを調査するもので、その集計資料はこの分野のもっとも重要な資料である。高原景気こうげんけいき(ナベ底景気、V型景気)景気の状態を通俗的に表現したことば。高原景気は高い水準に達した景気がさらに上昇もしないが下降することもなく横ばい状態でつづくこと。アメリカでいわれだしたことばで、各国でも使われている。ナベ底景気は、景気の後退がある程度で底をつき、不況がそれ以上深刻化せず、ちょうどナベ底のような形をとって低迷している状態をいう。V型景気は、景気の急速な後退と、不況の底からの急速な回復の状態をいう。