ブックタイトルねじ関連辞典

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概要

ねじ関連辞典

メッキ前処理めっきまえしょりメッキ前に行なうすべての;架作をいうが,普通は素地磨キのようなパフ研磨は除外して考える.すなわち,メ'ッキ前の,錆落シ,洗海(脱脂のこと)酸浸漬,アルカリ浸漬,キリンス,水洗などの操作をいう湯洗ゆあらい(hotwaterwashing)乾燥前の湯洗は湯で洗うだけでなく,品物を温めて乾かすという意味もあるから,数秒位入れて品物を温める.余り時間が長くなると,銅が変色したりするため,経験で時機をつかむようにする.湯がキレイでないと湯アカがつくので,容器をステンレスか真鍮にするとよい.湯はしばしば取換える必要がありキゾイな純水を用いるのがよい.金,銀メッキでは純水を用いている.湯はメッキごとに別にする必要があり兼用はできるだけさける.温度は高い方が一般によい有効面ゆうこうめんメッキの検査の対象となるもの.用途の上で重要なメッキされた表面まいし、,裏面など重要でない部分を除外する陽極電流効率ようきょくでんりゅうこうりつ(anodiccurrent efficiency)陽極より溶ける金属童が通じた電気量の理論溶解量と合っているかを示すもの溶剤脱脂ようざいだっしガソリン,石油,トリクレン等の有機溶剤を使用し,現在トリクレンがよく使用されている.特に鉱物油付着はなはだしい場合は品物をトリクレンで'加熱浸潰洗1條または蒸気洗:條する溶融浸潰メッキようゆうしんせきめっき(hotdpping,hotgalvanizing)溶融金属中に品物を浸してメッキする方法を溶融浸漬メッキ法という.現在広く実用されているのは鉄鋼上の亜鉛メッキ,すずメヅキ,鉛メッキである.アルミニウムメッキも試みられている.このメッキにおいても素地の前処理が重要であるレベリング素地の微視的な凹凸,たとえば研磨の条コンなどをメッキによって平滑にする作用.平滑化作用ともいう