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概要

ねじ関連辞典

キルド鋼(killed steel)リムド鋼・キルド鋼の項を参照。共析鋼(eutectoid steel)共析成分(0.85%C)の鋼を共析鋼という。その標準組織は全部パーライトであって、初析フエライトも、綱状セメンタイトもな。.最も焼キの入りやすいものである。鋼塊(steel ingot)製鋼炉の精錬を終った溶鋼を鋳型に注入して、凝固させた簡単な柱状の塊。鍛錬や圧延によって各種の鋼材を作る。三元合金(ternary alloy)合金とは主成分の金属と、1種またはそれ以上の金属とが融合して形成されたもので、その3成分からなるものを三元合金という。それらの成分を種々に変化させて純金属ではえらえれない特定の性質を付与することができる。酸素製鋼法(oxygen steel making process)通常の平炉製鋼では多量の空気を運んでいるがこれは空気にかわって純酸素を送入する方法。転炉法の純酸素製鋼の研究が近来すすんでいる。これによれば精錬時間が短縮され、,良質なものが量産できる。地鉄(ferrite)純鉄のことを組織の上で、地鉄またはフエライトという。鋼の組織の中でもっとも軟かく、ブリネルカタサは約80、引張強サは約30kg/mm2である。シェルモ一ルド法(shell mould process)鋳砂の珪砂に熱硬化性樹脂を配合して金型の上にまき,これを加熱硬化させて鋳型を作り,これを組合せて殼を入れその中へ注湯して鋳造する.精密鋳造に適したもので量産によい。条鋼(ba rsteel)圧延で作られる鋼材で,断面に比し長サの著しく長いものの総称で,鋼板と区別している。条鋼はその製品の大小,使用目的で大型(圧延ロール直径650~950mm),中型(400~650mm)小型(それ以下)および線材フープ材などに分類される。