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ケヴィン山内の英語まめ知識

日本語になった外来語 (8)

 メソポタミア、エジプトに端を発したことばが印欧語になり、それがやがて日本へまでやってきた。

 それは前号までに印欧語の数詞で説明した。その他に印欧語の形はとっていなくてもインドから海やユーラシア大陸を通ってきたことばが縄文時代の終り位までに日本へ入ってきて日本語になった。一説には90%以上の日本語の祖語はシュメール、エジプト起源と言われる。

 さてAC1500年位に一挙に飛ぼう。大航海時代から日本へ来るようになったポルトガル人が大量の単語を日本へ持ち込み日本語になった。もんぺ、カッパ、ビードロ、カステラ、シャボンetc.きりが無い。もんぺはmy pantsとも思えるがアイヌ語のオムンペからとも言われ今一つはっきりしない。

 ビードロはポルトガル語のvidroガラス玉から来ていてビー玉はそれの省略形。浮世絵でもビードロを吹く女というのが有名ですネ。カステラはカスティーリヤ地方の名から、シャボンは石鹸のことで今はシャボン玉のことばで形をとどめている。シャボンは英語でsoapとなった。

 さてカッパはご存知でしょうが雨合羽などで残っていることばでコートの事。これはポルトガル語のcapaからで16世紀頃日本へ渡来したポルトガル人が着ていたラシャ製の外衣で、日本人にもとても珍重された。雨具としても使われるようになった。英語ではcapeと綴る。capeを辞書でみると、外衣の他に岬と出ている。ロケット打ち上げで有名になったケープカナベラルやアメリカヘ最初に着いた英人のメイフラワー号はケープコッドへ上陸した。フランス語では岬をcapと綴る。

では外衣は何というのか、それはManteauマントであり、日本語にもなっている。

本紙2008年4月7日付(2036号)掲載


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