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ケヴィン山内の英語まめ知識

ライオンと嘘の関係

 皆様は「狼少年」の話をご存知ですよね。嘘つきの少年が狼に食べられてしまうという話で、子供に嘘をついてはいけないよ。と教える童話になっているものです。この童話のルーツを辿っていくと今から5千年前のエジプトにその源を見つけることができます。

 ある村にライオンが出て村人が食べられてしまうので、見張り台を立てて少年達が交替で見張る事になりました。ジリジリと照りつける見張り台はとても退屈で眠くなってきます。するとヤシの木陰にチラッとライオンが見えたような気がしたので、少年は「ライオンだ、ライオンだ」と叫びました。すると村人達が槍を持って「ライオンはどこだ」と右往左往しました。その様子がとてもおかしかったので少年はペロッと舌を出しました。2~3日して又その少年に順番が廻ってきました。この間のことを思い出して「ライオンが出たぞ」と叫び、村人は飛び出してきましたが、ライオンがいないのでブツブツ言いながら家へ戻っていきました。数日後その少年が見張り台にいると今度は本当にライオンが出たので「ライオンだ」と叫んだものの村人達は家から出てこないので、ライオンは見張り台に上ろうとしたので台はユサユサと揺れ少年は恐怖のあまり落ちて食べられてしまいました。この話がインドへ伝わり、そして中国へ伝わりました。その国で子供が一番恐いと思う動物を使うので虎になりました。インドにも中国にも虎はいるので。

 さて皆さんウソという漢字を思い浮かべて下さい。虎という字の左に口があるでしょう。今では「嘘」という字の七の下が虎の七の下とは違うでしょう。これは見張り台を意味しているのです。長い年月を経て少し字が変ったのです。
 
 ところで英語で嘘は何といいますか?Lieといいます。もうお判りでしょう。そうLionから来ているのですヨ。皆さんDon,t tell a lie。

本紙2006年6月7日付(2006号)掲載


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