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社説 波紋

近点距離(きんてんきょり)

 近点距離(きんてんきょり)。何か一つのモノ・字などを視るときにピント・焦点が合う距離を表す言葉であり、老視(老眼)の症状の目安に用いられることが多いようだ。

 例えば、小さい文字が読みづらいとか、ぼやけて目にギュッと力を入れるように細めるなどと、大半の人が年齢を重ねていくうちに経験する現象がある。視力の低下、調節力の働きが悪くなっているともされ、集中力の欠如や倦怠感などの原因になるとも云われている。

 近点距離に対しての目安年齢は様々な資料及びデータによって数値はまちまちなのであるが、とある統計では30代が約15センチ、40代が約30センチ、50台は約80センチ、60台は約100センチになっている。パソコン、スマホが仕事に加えて日常生活の一部となっている現代においては、個人差異はあるものの距離は長くなる傾向が窺えていると。

 不要不急。世界共通の言葉、キーワードに掲げられるStay at homeであっても、前記の機器類は使わなければならない場合が多い。これまで以上に頻度の増加、長時間になっているかもしれない。現状下、来るべき時に備え、色々な面で視界良好が求められている。

[2020年4月17日付け本紙2505号掲載分]


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