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社説 波紋

国民食 カレー

 国民食といわれる数ある料理のなかで、カレーにスポットをあてた調査結果が以前に発表され、不要な具のランキングにおいて“ゆで卵”が一位となった。とある民間の研究所によるものではあるが、その割合は約28%を示し、調査した4人に1人が嫌いとの回答をしたことになる。

 ナゼ、合わないのか、避けられてしまうのかは回答者によって異なるであろうが、二位は23%の数値を受けてジャガイモに。好みの問題と言ってしまえばそれまでになるのだが、北海道でも同様の順位結果がみられ、名産品でも受け入れられない場合があるようだ。

 その店の味や雰囲気に嵌ってしまい足蹴もなく通った経験や現在も進行形、逆に作る側にのめりこんでルーを作る段階から始まるなどとも聞く。えっ、今日もカレーと発した言葉と同時にナニかが飛んできた話は理解されない部類になるのかも…

 これからの7月、8月の夏場は辛さを求めて消費が上昇していく統計もみられており、暑さに負けずに乗り切っていかねばならないのだが、どこかでカレーを出されたとしても金曜日とは限らない。

[2019年6月27日付け本紙2476号掲載分]


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