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社説 波紋

アジア大会閉幕して・・・

 アジア大会2018ジャカルタ(第18回大会)が幕を閉じた。メダル獲得総数、お家芸と呼ばれる一部の種目での残念な結果などを踏まえ、様々な意見が聞こえてくる。

 しかし、二年後に繋がる手応えを確りと感じ、取り組むべき具体的な課題も判明したなどと、巷の雑音に惑わされずに当の選手及び関係者からは前向きな姿勢が多く窺えたのではないか。
 本番に向けて競技場など関連施設において急ピッチ作業の光景もみられるが、工事中ながらも進行状況の公開をおこない、より盛り上がる環境づくりに努めているようだ。
 災害級の暑さの言葉が使われた今夏を捉え、大会期間中を含めてサマータイム制導入の議論が進められている。メリット・デメリットからの賛否両論をはじめ、有効手段になり得るのかについて不明、疑問があげられている。
 何れにしても安全面での万全な対策は不可欠である。昼夜問わずに適さない条件になるのであれば、レガシーとなる此れまでにない判断が必要になるかもしれない。


[2018年9月7日付け本紙2447号掲載分]


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