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社説 波紋

ナンバープレートの希望番号制度・・・

 メーカーや車種、ドレスアップなどクルマへの拘りは人それぞれにみられるが、その一つにナンバープレートの数字(番号)も当て嵌まるものだと思われる。社用車、個人と様々なのだが業界内にもみられる。

 ナンバープレートの制度導入は明治40年(1907年)から始まり、1999年の「希望番号制度」導入によって所定の手数料を支払うことで希望する番号登録のナンバープレートが付けられるようになっている。

 番号の前にある平仮名「わ」はレンタカーで知られているが「れ」も使用できる。沖縄では「れ」を追加採用し、約2年前から「れ」ナンバー登録車が走行している。

 一部例外を除いて札幌に次ぐ2番目。車移動を伴う観光地独特の現象とも言われているが、それだけレンタカーの需要や市場が存在することも現実である。

 観光地で運転するのは避けたいのが大方の考えであろう。ただ、今後の増加が見込まれる外国旅行者もユーザーとして数えられるように環境を整えれば、札幌や沖縄以外、マリオカートよりも大きな需要の創出が期待され、未知数だが自動車販売台数に貢献できるのではないか。

[2017年3月17日付け本紙2394号掲載分]


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