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社説 波紋

お歳暮商戦がスタート

 先ごろ、お歳暮商戦がスタートした。ご存知かもしれないが、その年のお世話になった人に感謝などを表す行事として品物等を贈る事に捉えているが、正確には歳暮は年(歳)の暮れの時期を示し、1年の終わり12月の季語となっている。

 お中元と同様に、大手企業をはじめとしたコンプライアンス厳守による贈答全般禁止の自主規制、取引先との癒着防止や上司と部下の関係などと、これまでの慣習・風習は減る傾向にあり、変わってきている。

 その影響を受けた販売額低下に、趣向を凝らした商品開発等がなされているなか、高額商品購入にみられる理由の一つに“自分へのご褒美”のケースがあると…

 あくまで想像なのだが、この一年間の努力に。それを一番理解しているのは自分。頑張った自分にと、言っているのかもしれない。別に悪い事でもなく、とあるサイトでは沈んだ気分が明るくなる一つの方法に紹介している。世の中で自分を最も知るのは自分なのだろうが、周りの支えがある事も忘れてはいけない。それを思えるのも心のご褒美では…。


[2014年11月7日付け本紙2309号掲載分]


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